Õõ Õõ

Õ, õOチルダを付した文字である。ポルトガル語エストニア語等で使われる。

各言語における用法 編集

ポルトガル語 編集

鼻音化した円唇後舌半狭母音を表す。また õe は、二重鼻母音 [õj̃] を表す。

エストニア語 編集

非円唇後舌母音を表し、非円唇後舌半狭母音[ɤ]や、非円唇後舌狭母音[ɯ]非円唇中舌半狭母音[ɘ]で発音される[1]。19 世紀初頭にOtto Wilhelm Masingが、それまでÖという文字で表記されていたこの発音を、Õという文字を採用し、複数の同音異義語の混同をなくし、単語の発音を明確に示した。

グアラニー語 編集

鼻音化した円唇後舌半狭母音を表す。

スコルトサーミ語 編集

非円唇中舌半狭母音で発音される。

ヴォロ語 編集

非円唇後舌半狭母音で発音される。

符号位置 編集

大文字 Unicode JIS X 0213 文字参照 小文字 Unicode JIS X 0213 文字参照 備考
Õ U+00D5 1-9-44 Õ
Õ
Õ
õ U+00F5 1-9-75 õ
õ
õ

脚注 編集