あいのりタクシー (小城市・白石町)
佐賀県小城市と白石町とが共同で運営する廃止代替バス
あいのりタクシーは、佐賀県小城市と白石町とが共同で運営し、小城市旧牛津町域・旧芦刈町域・白石町旧福富町域を結んで運行される廃止代替バスである。
概要 編集
祐徳バスが運行していた福富線(佐賀駅バスセンター - 牛津本町 - 福富、18.7km)は佐賀市や牛津町(現、小城市)など沿線自治体が運行補助を行っていたが、利用者数の減少により2003年10月からは祐徳バスに運行を委託する方式に切り替えた。しかし、その後も状況は好転せず、さらに一部自治体が補助を打ち切ったため、2004年10月からは福富線の一部について芦刈町(現、小城市)と福富町(現、白石町)がタクシー会社に運行を依頼し、乗合タクシーの運行を開始した。
当初は9人乗りジャンボタクシーを用いていたが、利用者の増加を受け2006年10月から29人乗りのマイクロバスでの運行に切り替えられた。そのため、名称はその後もタクシーのままではあるが、実態はコミュニティバスとして運行されている。
- 運行は、橋間自動車[1](通称:天満タクシー)に委託されている。
- 運行形態は、定時定路線である。
- 料金は、1区間のみの利用が100円、2区間以上は200円。なお、乗り合いタクシー時代は一律100円であった。
- 1月1日のみ運休。
沿革 編集
路線 編集
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2005 | 70 |
2006 | 76 |
2007 | 70 |
2008 | 62 |
福富線(9.7km)のみ。平成20年度の利用者数は22,368人。