しかと

特定の対象を無視すること、つまり冷遇することや居ないものとして扱うこと

しかとシカトとは、特定の対象(主に[注 1])を無視すること、つまり冷遇することや存在しないものとして扱うことを指す言葉[1][2][3]。元々はヤクザ隠語だったが、一般の間でも使用されている。

語源 編集

 
「しかと」の元となった花札

花札10月紅葉)の10点札が、そっぽを向いた鹿の絵柄であることから転じて、博徒の間で無視の隠語となった[4][5]

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ たとえば「信号をしかとする」といった用い方はされない。

出典 編集

  1. ^ 無視されてる?常に疎外感を感じている人、その原因はあなた自身に。さあ克服しよう。 (2014年10月17日)”. エキサイトニュース. 2019年6月20日閲覧。
  2. ^ 高史, 鈴置. “習近平の「シカト」に朴槿恵は耐えられるか:日経ビジネス電子版,日経ビジネス電子版”. 日経ビジネス電子版. 2019年6月20日閲覧。
  3. ^ 半島の約束を守らない人々とどう付き合うか?”. FNN.jpプライムオンライン. 2019年6月20日閲覧。
  4. ^ 広辞苑第六版 「しかと」
  5. ^ なんで無視することを「シカトする」って言うの? (2019年5月16日) - エキサイトニュース(2/3)”. エキサイトニュース. 2019年6月20日閲覧。

関連項目 編集