なにわ橋駅

日本の大阪府大阪市北区にある京阪電気鉄道の駅

なにわ橋駅(なにわばしえき)は、大阪市北区中之島一丁目にある、京阪電気鉄道中之島線。駅番号はKH51

なにわ橋駅
駅入口(2020年3月)
なにわばし
Naniwabashi
KH52 大江橋 (0.6 km)
(1.0 km) 天満橋 KH03
地図
所在地 大阪市北区中之島一丁目
北緯34度41分34秒 東経135度30分23秒 / 北緯34.69278度 東経135.50639度 / 34.69278; 135.50639座標: 北緯34度41分34秒 東経135度30分23秒 / 北緯34.69278度 東経135.50639度 / 34.69278; 135.50639
駅番号 KH  51
所属事業者 京阪電気鉄道
中之島高速鉄道
所属路線 中之島線
キロ程 2.0 km(中之島起点)
電報略号 な(駅名略称方式)
駅構造 地下駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
2,885人/日
-2019年-
開業年月日 2008年平成20年)10月19日
乗換 北浜駅Osaka Metro堺筋線京阪本線
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なにわ橋駅
配線図

大江橋駅

STRg STRf
STR+BSl STR+BSr
STR+BSr
STR+BSl
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天満橋駅

歴史

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地下駅改札口・コンコースは地下2階に、ホームは地下4階にある。地下1階コンコース(西側)の一部に、イベントなどが行われる「アートエリアB1(ビーワン)」がある。

駅出入口は、中之島公園内に位置するため、中之島線の他の新駅とは違った構造となっており、建築家の安藤忠雄が設計している[2]。改札口付近は高い天井が特徴である。また、壁面は不燃性木材とガラスで構成され、これは中之島線の各駅に共通する。

ホームの壁面は駅の上に建つ重要文化財大阪市中央公会堂をイメージしたレンガ調となっており、中之島の「過去」を表現している。

また空調用の熱源として土佐堀川の水をくみ上げ熱交換して川に戻す方法がとられ、太陽光を光ファイバーや光ダクトでコンコースへ導くなど省エネを図っている[3]

のりば

番線 路線 方向 行先
1 中之島線 上り 京橋枚方市三条出町柳方面[4]
2 下り 中之島方面[4]

利用状況

2019年(令和元年)度のある特定日における1日乗降人員2,885人(乗車人員:1,237人、降車人員:1,648人)である。

駅開業後の特定日における乗降・乗車人員は下表の通り。

年度 特定日 1日平均
乗車人員[5]
出典
調査日 乗降人員 乗車人員
2008年 11月11日 3,052 1,409 1,435 [6]
2009年 11月10日 2,884 1,266 1,417 [7]
2010年 11月09日 3,115 1,373 1,296 [8]
2011年 11月01日 3,067 1,345 1,391 [9]
2012年 10月31日 3,485 1,528 1,374 [10]
2013年 11月12日 2,571 1,080 1,580 [11]
2014年 11月11日 2,807 1,203 1,136 [12]
2015年 11月10日 2,539 1,071 1,255 [13]
2016年 11月08日 2,755 1,212 1,129 [14]
2017年 11月07日 2,832 1,222 1,330 [15]
2018年 11月06日 2,780 1,214 1,276 [16]
2019年 11月12日 2,885 1,237 [17]

駅周辺

その他

  • 建設当初の仮称は「新北浜」駅だったが、2006年11月13日に正式駅名が発表された。駅名の由来は駅近くに架かる難波橋より。難波(なにわ)を平仮名書きにしたのは、大阪の繁華街である難波(なんば)と混同を避けるためである[20]
  • 当駅と北浜駅は同じ距離として、運賃が計算される。また、当駅または北浜駅を跨ぐ定期券を利用する場合、同一駅とみなして相互に乗降することが可能である[21]
  • 行楽シーズンや京都競馬場重賞レース開催時などに運転される臨時列車以外、特急・急行は当駅に入線しない。また、近接する北浜駅には特急が入線するが、特段の案内は行われていない。京阪中之島線#運行形態も参照。

隣の駅

京阪電気鉄道
中之島線(中之島 - 京橋間は種別を問わず各駅に停車)
通勤快急(平日下りのみ運転)・快速急行(平日上りのみ運転)・通勤準急(平日下りのみ運転)・準急(休日は下りのみ運転)・区間急行(休日は下りのみ運転)・普通
大江橋駅 (KH52) - なにわ橋駅 (KH51) - 天満橋駅 (KH03)
  • 括弧内は駅番号を示す。

脚注

  1. ^ 出典・駅置きの沿線情報誌『K PRESS』2009年7月号16面「くらしのなかの京阪」
  2. ^ 中之島線各駅出入口のデザインが決まりました (PDF) 」 京阪電気鉄道 2008年3月21日
  3. ^ 出典・『鉄道ピクトリアル』2009年8月増刊号「<特集>京阪電気鉄道」100-107頁「中之島線の展開と経過」
  4. ^ a b なにわ橋駅|駅構内図”. 京阪電気鉄道. 2022年9月20日閲覧。
  5. ^ 大阪市統計書
  6. ^ 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
  7. ^ 大阪府統計年鑑(平成22年) (PDF)
  8. ^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
  9. ^ 大阪府統計年鑑(平成24年) (PDF)
  10. ^ 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
  11. ^ 大阪府統計年鑑(平成26年) (PDF)
  12. ^ 大阪府統計年鑑(平成27年) (PDF)
  13. ^ 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)
  14. ^ 大阪府統計年鑑(平成29年) (PDF)
  15. ^ 大阪府統計年鑑(平成30年) (PDF)
  16. ^ 大阪府統計年鑑(令和元年) (PDF)
  17. ^ 大阪府統計年鑑(令和2年) (PDF)
  18. ^ a b c d 京阪電気鉄道2008.7.2版パンフレットによる。
  19. ^ 2003年に発売されたCD『出町柳から』のカップリング曲『朝靄の京橋で乗り換え』の1番の歌詞に「証券の街・北浜は 弁護士さんも乗り降りします」とあるが、これは当駅開業までは同施設または裁判所への最寄り駅が北浜駅だったためである。
  20. ^ 京阪電気鉄道プレスリリース 2006年11月13日 (PDF) - 京阪電気鉄道(2006年11月13日)
  21. ^ 「大江橋駅と淀屋橋駅」「なにわ橋駅と北浜駅」は定期券を同一駅扱いに 中之島線の運賃認可と実施運賃について (PDF) - 京阪電気鉄道(2008年4月15日)

関連項目

外部リンク