ぱンすと。』は、岡田和人による日本漫画作品。『ヤングチャンピオン』(秋田書店)にて、2016年No.21から2023年No.15まで連載[1]。熟したセンセイと未熟なボクの学園セクシーHコメディ。小玉大地と諸種同好会の面々が保健室の女性先生・加具矢雫先生と楽しい想い出を作るスクールライフを描き、舞台は加具矢 雫の仕事している保健室が中心となっている。

ぱンすと。
漫画
作者 岡田和人
出版社 秋田書店
掲載誌 ヤングチャンピオン
発表号 2016年No.21 - 2023年No.15
発表期間 2016年10月11日[1] - 2023年7月11日
巻数 全15巻
話数 全130話
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

あらすじ 編集

高校1年、諸種同好会の小玉大地は昼食後に胃が痛くなって保健室へ駆け込むことが多い。しかしそれは、保健室の加具矢先生の黒いパンティストッキングとそこに浮かび上がる白い下着を楽しみにしていたのだ。ところがスマホで動画撮影をしていたこと、勃起してしまっていたことが加具矢にばれてしまう。

登場人物 編集

小玉 大地(こだま だいち)[2]
高校1年B組。諸種同好会に在籍。『ブシュマン』『ロリコンボウズ』[注 1]のあだ名。包茎男子。「NINI STOP」コンビニでアルバイト[注 2]
シズク先生のぱンすと姿を愛している。ぱンすとフェチでシズクせんせいフェチ。マスターベーションは、シズク先生と会話した時と約束した[4]
伊吹 アカリ(いぶき アカリ)[5]
高校1年A組。貧乳女子。オカルトやジンクスが好きで、諸種同好会に在籍。あだ名は『巨乳ホイホイ』。大地の幼馴染[注 3]。大地に恋するが鈍感な大地は気付いていない。
マツつん[注 4]
高校1年。諸種同好会に在籍。アゴが長い。背が高い。
タケくん[注 5]
高校1年。諸種同好会に在籍。背が低い。
暁 キズナ(あかつき キズナ)[8]
高校2年C組。背が高いさわやかなイケメン。諸種同好会に在籍[9]。幽霊部員。『意外性のある女性』がタイプ[10]。「NINI STOP」コンビニでアルバイト[11]
沖名 菊(おきな きく)[12]
高校2年。諸種同好会に在籍。幽霊部員。巨乳。キズナを5年片思い[注 6]
加具矢 雫(かぐや しずく)[14]
保健室の女性先生[注 7]。トイレットペーパーや液体ソープの補充も仕事[16]
諸種同好会の顧問[17]
大きいオッパイをもつスレンダー。ぱンすとをはいている。小玉 大地の行為を観賞し、カウンセリングし、人体にどう影響するかを研究している。
熊谷先生(くまがや せんせい)
体育教師。あだ名は『ゴリ熊』。
教頭
ぬらりひょん
アルバイトの山本さん
「NINI STOP」コンビニのアルバイト。37歳。土曜日のシフト入ったお礼のイイものを大地に渡す。
ナオぷー、ノリピょん
高校1年。

設定・用語 編集

事件 編集

「花壇の水道故障」
水道の蛇口が壊れて水が止まらない。
「使用済みコンドーム爆弾」事件
「ラブホテル潜入体験」
メリーゴーランドの丸いベッド。鏡張りの床。

検証 編集

「ニンニク」ジンクス[18]
ニンニクと言いながら探すと探し物が見つかる。
「バタフライ・タトゥの熟女」
シズク先生でないかを検証する。
「顔なし狛犬」[注 8]
顔を撫でると願いが叶うと言われる狛犬。
「体育館倉庫」[20]
中に入ってドアを閉めた時にボールが動いた。
「恋が実る」ジンクスの検証[21]
この石に立ち、鳥居の開いている所から夕陽が見えてる間に好きな人を思いながら小石を投げ入れることができたら恋が実る。
「男性から胸を揉まれると大きくなる」ジンクスの検証
アカリから検証に付き合えと大地は依頼された。「ヘタクソ」と言われた大地はシズク先生に相談。
「ダンボール箱のタイムカプセル」
境内の床下にあるダンボール箱の中身はエロ本であった。
「待ち人井戸」
広井墓地の敷地内のどこかにあると言われている井戸。日が暮れてから覗くと水面に将来の恋人が見える。
「吊り橋」
吊り橋を渡るドキドキ感と手を貸す。
「ふきでもの」検証
ストレス解消のために鬼コーチ役のアカリ提案の体力強化を行う。
「廃墟ソープランド」
3億円の入った隠し金庫があるという噂。

書誌情報 編集

  • 岡田和人 『ぱンすと』 秋田書店〈ヤングチャンピオンコミックス〉、全15巻
    1. 2017年4月20日発売[22][23]ISBN 978-4-253-15261-7
    2. 2017年8月18日発売[24]ISBN 978-4-253-15262-4
    3. 2018年1月19日発売[25]ISBN 978-4-253-15263-1
    4. 2018年6月20日発売[26]ISBN 978-4-253-15264-8
    5. 2018年11月20日発売[27]ISBN 978-4-253-15265-5
    6. 2019年5月20日発売[28]ISBN 978-4-253-15266-2
    7. 2019年10月18日発売[29]ISBN 978-4-253-15267-9
    8. 2020年4月20日発売[30]ISBN 978-4-253-15268-6
    9. 2020年10月20日発売[31]ISBN 978-4-253-15269-3
    10. 2021年4月20日発売[32]ISBN 978-4-253-30481-8
    11. 2021年10月20日発売[33]ISBN 978-4-253-30482-5
    12. 2022年4月20日発売[34]ISBN 978-4-253-30483-2
    13. 2022年11月18日発売[35]ISBN 978-4-253-30484-9
    14. 2023年4月20日発売[36]ISBN 978-4-253-30485-6
    15. 2023年9月20日発売[37]ISBN 978-4-253-30486-3

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 貧乳女子アカリとつるむため、ナオぷーとノリピょんに呼ばれる[3]
  2. ^ キズナ先輩に声をかけられてキズナ先輩の後釜として働く。
  3. ^ 小学3年の秋、転校してきた[6]
  4. ^ 着衣エッチフェチマニア[7]
  5. ^ 熟女SMマニア[7]
  6. ^ 地味な眼鏡女子中学生だった。キズナの前ではおしとやかな乙女である[13]
  7. ^ 「保健室のオツボネ」と嫌われている[15]
  8. ^ シズク先生が諸種同好会の顧問になるきっかけ[19]

出典 編集

  1. ^ a b “YCで岡田和人の新連載「ぱンすと。」始動、高校生が通う保健室の秘密とは”. コミックナタリー (ナターシャ). (2016年10月11日). https://natalie.mu/comic/news/204939 2022年4月24日閲覧。 
  2. ^ ぱンすと & 1巻, p. 6.
  3. ^ ぱンすと & 3巻, p. 91.
  4. ^ ぱンすと & 1巻, p. 96.
  5. ^ ぱンすと, 4巻 & 30話.
  6. ^ ぱンすと & 2巻, p. 124.
  7. ^ a b ぱンすと & 2巻, p. 22.
  8. ^ ぱンすと & 1巻, p. 79.
  9. ^ ぱンすと & 1巻, p. 143.
  10. ^ ぱンすと & 2巻, p. 81.
  11. ^ ぱンすと & 3巻, p. 58.
  12. ^ ぱンすと & 2巻, p. 72.
  13. ^ ぱンすと & 2巻, p. 82.
  14. ^ ぱンすと & 1巻, p. 55.
  15. ^ ぱンすと & 1巻, p. 47.
  16. ^ ぱンすと & 1巻, p. 93.
  17. ^ ぱンすと & 1巻, p. 155.
  18. ^ ぱンすと & 1巻, p. 106.
  19. ^ ぱンすと & 1巻, p. 154.
  20. ^ ぱンすと & 2巻, p. 35.
  21. ^ ぱンすと & 2巻, p. 76.
  22. ^ “保健室の先生による秘密のカウンセリング…岡田和人「ぱンすと。」1巻”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年4月20日). https://natalie.mu/comic/news/229636 2022年4月24日閲覧。 
  23. ^ ぱンすと 第1巻”. 秋田書店. 2022年4月24日閲覧。
  24. ^ ぱンすと 第2巻”. 秋田書店. 2022年4月24日閲覧。
  25. ^ ぱンすと 第3巻”. 秋田書店. 2022年4月24日閲覧。
  26. ^ ぱンすと 第4巻”. 秋田書店. 2022年4月24日閲覧。
  27. ^ ぱンすと 第5巻”. 秋田書店. 2022年4月24日閲覧。
  28. ^ ぱンすと 第6巻”. 秋田書店. 2022年4月24日閲覧。
  29. ^ ぱンすと 第7巻”. 秋田書店. 2022年4月24日閲覧。
  30. ^ ぱンすと 第8巻”. 秋田書店. 2022年4月24日閲覧。
  31. ^ ぱンすと 第9巻”. 秋田書店. 2022年4月24日閲覧。
  32. ^ ぱンすと 第10巻”. 秋田書店. 2022年4月24日閲覧。
  33. ^ ぱンすと 第11巻”. 秋田書店. 2022年4月24日閲覧。
  34. ^ ぱンすと 第12巻”. 秋田書店. 2022年4月24日閲覧。
  35. ^ ぱンすと 第13巻”. 秋田書店. 2022年11月18日閲覧。
  36. ^ ぱンすと 第14巻”. 秋田書店. 2023年4月20日閲覧。
  37. ^ ぱンすと 第15巻”. 秋田書店. 2023年9月20日閲覧。