ものまね四天王 オリジナルムービー ひょうたん

ものまね四天王 オリジナルムービー ひょうたん(ものまねしてんのう オリジナルムービー ひょうたん)は、1991年8月21日フジテレビジョンより発売されたオリジナルビデオ作品。

コロッケ清水アキラ栗田貫一ビジーフォーの「ものまね四天王」が主演を務めたドラマ作品である。

概要 編集

バラエティ番組ものまね王座決定戦」は1991年の放映当時人気絶頂期にあり、番組のスピンオフ企画として当該ビデオが制作された。ものまね四天王の他にも、同番組のレギュラー出演者・スタッフや、ゲスト俳優が多数出演した。

しかし、完成した作品は、お笑いバラエティ番組の派生とかけ離れたシリアスなテイストとなった。ものまね四天王のオンステージのシーンを随所に入れてはあるが、ドラマ全体の骨組みは、ヤクザしかできない不器用な男たちの奮闘と侠気・人情を描いた正統派任侠映画となっている。

1992年2月21日に同局の「金曜ファミリーランド」枠で『大公開!最初で最後!ものまね四天王ドラマスペシャル!!』としてテレビ放送された。

あらすじ 編集

下町の昔ながらの暴力団若島組。幹部の5人衆、千秋直・村田英・内田裕・萩原健・飛鳥涼は抗争にて逮捕され収監された。

刑期を終えて出所してみると、若島組は、亡くなった組長の遺言により解散消滅し、組長の娘により学習塾に鞍替えしていた。

居場所を無くした5人は、学習塾の隣に事務所を構えあの手この手のシノギで組を再建しようとするが、対抗勢力の緋水会が次々と妨害工作を仕掛けてきた。そして、周りの大事な人が次々に巻き込まれ、再び抗争の火ぶたが切られた。

キャスト 編集

スタッフ 編集

関連項目 編集

  • ものまね王座決定戦
  • 新春かくし芸大会 - 本作発表前の1991年1月1日に放送された第28回大会で、紅組(当時は紅白対抗)の出し物の一つとして、四天王ほか『王座決定戦』出演者によるヤクザドラマ『仁義ある戦い ものまね残侠伝』を放送。脚本は本作と同じ沢口義明、演出は本作と同じ木村忠寛。

外部リンク 編集