アカバセンニチコウ(赤葉千日紅、アルテルナンテラ・レッドフラッシュ、学名:Alternanthera dentata 'Rubiginosa'(以前は dentata[1])[2][3][4][5])とは、ヒユ科の多年性植物である[2][6]

アカバセンニチコウ
分類
: 植物界 Plantae
: ヒユ科
: ツルノゲイトウ属(アルテルナンテラ属)
学名
Alternanthera dentata 'Rubiginosa'

概要 編集

高さはおよそ20㎝~50㎝[2][4]。原産国はブラジル[3]。西インド諸島からブラジルにかけて分布する[2]。砂地の湿った荒地に生える[7]

ホソバツルゲイトウ(Alternanthera denticulata)やマルバツルゲイトウ(A. pungens)、ナガツルノゲイトウ(A. philoxeroides)などは本州以南の地域に分布している[2]

編集

披針形で、赤色や暗紫色[2]。葉身は楕円形、披針形又は卵形、先は尖った形をしており、基部は楔形から円形[7]。原種の葉色は緑葉が基本であるが、アカバセンニチコウとして流通する'ルビギノサ'は赤い葉色である[2]。秋になると赤く紅葉する[2]

なお、日に当てないと、葉の色がきれいにないことがある[4]。日光量が減るにつれて、赤葉は濃い緑色に変わる[1]

編集

花期は10月下旬~11月で、茎上部の葉の付け根から白くて直径0.7~1㎝の球状の花柄を伸ばし、花を咲かせる[2][3][7]。日が短くなると花が咲く[8]

編集

茎は直立[7]。広がり、膨れた紫色の節を持つ[7]

栽培 編集

耐暑性はあるが、耐寒性は高くない[2]。寒さに弱く、気温は5℃以上必要で、0℃を下回ると枯れることがある[3][8]。霜にあたると枯れる[6][8]

日光に強く、日差しを好む[3][6]。直射日光にも強い[6]。春もしくは、秋に植え付けるとよい[3]。挿し木で増やすことができる[8]

名前の由来 編集

千日紅」と花の形が似ているな事が由来である[8]

脚注 編集

  1. ^ a b 赤葉センニチコウ – Greg's Garden”. 2020年10月11日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j アカバセンニチコウ(レッドフラッシュ)の育て方 - ガーデニングの図鑑”. shiny-garden.com. 2020年10月11日閲覧。
  3. ^ a b c d e f レッドフラッシュ(赤葉千日紅)の育て方!管理のコツや増やし方!”. BOTANICA. 2020年10月11日閲覧。
  4. ^ a b c アルテルナンテラ・レッドフラッシュ(アカバセンニチコウ)の育て方”. LOVEGREEN(ラブグリーン). 2020年10月11日閲覧。
  5. ^ アカバセンニチコウ(赤葉千日紅)【かぎけんWEB】”. www.kagiken.co.jp. 2020年10月11日閲覧。
  6. ^ a b c d レッドフラッシュの育て方”. sodatekata.net. 2020年10月11日閲覧。
  7. ^ a b c d e アカバセンニチコウ(レッドフラッシュ)の育て方 - ガーデニングの図鑑”. shiny-garden.com. 2020年10月11日閲覧。
  8. ^ a b c d e レッドフラッシュ(赤葉センニチコウ)とは?特徴や育て方などご紹介! | アウトドア・暮らしの情報メディア”. lifelab-web.net. 2020年10月11日閲覧。

関連項目 編集