アッティリオ・ベッテガ

アッティリオ・ベッテガAttilio Bettega1953年2月19日 - 1985年5月2日)は、イタリア出身のラリードライバーである。

アッティリオ・ベッテガ
基本情報
国籍 イタリアの旗 イタリア
生年月日 (1953-02-19) 1953年2月19日
死没日 (1985-05-02) 1985年5月2日(32歳没)
死没地 フランス コルシカ島
WRCでの経歴
活動時期 1978年-1985年
所属チーム フィアットランチア
チャンピオン回数 0
優勝回数 0
表彰台回数 6
通算獲得ポイント 130
初戦 1990 ラリー・サンレモ
最終戦 1985 ツール・ド・コルス
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経歴 編集

 
ランチア・ラリー037

トレント自治県モルヴェーノに生まれたベッテガは、1982年にランチアに加入し、ランチア・ラリー037を駆る。1984年のサンレモでは、表彰台2位につくなどの活躍を見せ、ランチアとして欠かせないドライバーとなった。

1985年、ツール・ド・コルスにエントリーしていたベッテガは、マシンが木に衝突し、シートごと貫かれ帰らぬ人となった。32歳没。一方、コ・ドライバーのマウリツィオ・ペリシノットは無傷で助かった。

この事故をきっかけに、当時、国際自動車連盟会長だったジャン=マリー・バレストルが、グループBカーの安全性に疑問を投げかけることとなった。また翌年の同じ月日に、ヘンリ・トイヴォネンセルジオ・クレストも、ツール・ド・コルスで亡くなっている。