アハズヤヘブライ語: אֲחַזְיָה’Ăḥazyā)は、ユダ王国の第6代の王である。名前の意味は「ヤハウェが握られる」である。

アハズヤ
אֲחַזְיָה
ユダ王
在位 紀元前841年頃

死去 紀元前841年頃
メギド
子女 ヨアシュ
王朝 ダビデ朝
父親 ヨラム
母親 アタルヤ
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生涯 編集

母は北イスラエル王国オムリ王の孫娘アタルヤである。父ヨラムが病没する前から摂政を務め、紀元前841年頃に父の病没に伴い22歳で王となった。

北イスラエル王国のヨラム王と共にラモテ・ギルアデアラム人と戦ったが、ヨラムは負傷して、イズレエルに敗走した。そこで、アハズヤがヨラムの見舞いにイズレエルの夏の王宮に滞在した。その時にエフーがヨラムに対して起こした謀反に巻き込まれ、アハズヤはサマリヤに逃れたが、更に追撃されてメギドで死んだ。

ヨシャファトに対する敬意から、エルサレムで王としての埋葬をされた。

ユダ王国の継承権を持った子がいなかったので、アタルヤが王位を継承して第7代の王に即位した。

参考文献 編集

  • 『新聖書辞典』いのちのことば社、1985年
  • サムエル・シュルツ『旧約聖書概観』、聖書図書刊行会、1974年