アプフェルシュトゥルーデル

オーストリアやドイツの焼き菓子および郷土菓子

アプフェルシュトゥルーデル: Apfelstrudel)は、オーストリアおよびドイツ菓子。調理したリンゴシュトゥルーデル生地で巻いた菓子。別名はアップルシュトゥルーデル: apple strudel)。

アプフェルシュトゥルーデル

概要 編集

オーストリアの伝統菓子として知られる[1]。15世紀頃にアラビア半島から伝わったトルコの菓子バクラヴァのような菓子が原型であると考えられている[1]

アプフェルシュトゥルーデルを作るときには、下に新聞紙を置いて読めるくらいまで薄く伸ばした生地でリンゴを包むのが望ましいとされている[1][2]。シュトゥルーデルを薄くのばすために生地にサラダ油を混ぜる、シュトゥルーデル生地をよくたたきつけてグルテンを生成させる、シュトゥルーデル生地をのばす前に休ませる、の3点が重要である。また、生地に溶かしバターを塗りながら具材を巻くと、折り込みパイのような食感が得られる。

皿に盛りつけられたアプフェルシュトゥルーデルには粉砂糖やホイップクリームバニラソース、バニラアイスクリームを添える。

脚注 編集

出典 編集

  1. ^ a b c 雅碧 Léontine (2020年7月15日). “ウィーン旅行がまだ無理でも、オーストリアの伝統菓子を家で簡単に!Apfelstrudel(アプフェルシュトゥルーデル)を作ろう!”. 地球の歩き方. 2022年12月13日閲覧。
  2. ^ ジョセフ・ウェクスバーグ『オーストリア/ハンガリー料理』タイムライフブックス、1978年、176-177頁。 NCID BN10422047 

関連項目 編集