アムールプレート

満州、朝鮮半島、西日本、沿海地方に位置する小規模なプレート

アムールプレート: Amurian Plate, Amur Plate)は満州朝鮮半島西日本沿海地方に位置する小規模なプレートチャイナプレート(China Plate)とも呼ばれる。かつてはユーラシアプレートの一部と考えられていたが、現在ではユーラシアプレートに対して南東方向に動く独立したプレートであると考えられている[1]

アムールプレート

ユーラシアプレート、オホーツクプレートフィリピン海プレート沖縄プレート揚子江プレートによって囲まれており、バイカル湖のあるバイカルリフト帯Baikal Rift Zone) は地溝帯になっており、アムールプレートとユーラシアプレートの広がる境界と考えられている。

GPSの測定によるとアムールプレートはゆっくりと反時計回りに回転している。

1976年の唐山地震に関係していた可能性がある。

関連項目 編集

付近のプレート

参考文献 編集

  1. ^ Amurian Plate”. Eurasiatectonics.weebly.com. 2016年1月21日閲覧。
  • Dongping Wei and Tetsuzo Seno. 1998. Determination of the Amurian Plate Motion. Mantle Dynamics and Plate Interactions in East Asia, Geodynamics Series. v.27, edited by M. F. J. Flower et al., 419p, AGU, Washington D.C. (abstract)