アレカ・ハモンド

グリーンランドの首相

アレカ・ハモンドグリーンランド語: Aleqa Hammond1965年9月23日 - )は、グリーンランドの政治家、グリーンランド初の女性首相[1]

アレカ・ハモンド
Aleqa Hammond
生年月日 (1965-09-23) 1965年9月23日(58歳)
出生地 デンマークの旗 デンマーク王国
グリーンランド
Nordprøven
出身校 グリーンランド大学
所属政党 進歩党

内閣 ハモンド内閣
在任期間 2013年4月5日 - 2014年10月15日

グリーンランドの旗 グリーンランド自治政府 金融・外務大臣
在任期間 2007年7月1日 - 2008年9月22日

グリーンランドの旗 グリーンランド自治政府 住宅・法務大臣
在任期間 2005年11月25日 - 2007年7月1日
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人物 編集

グリーンランドのナルサークに生まれ、同国西部の町ウマナックで育った。猟師の父は彼女が7歳の時に狩猟中の事故で命を落とし[2]、その後は母子家庭で育った。15歳から世界中を旅し、25歳までに英語デンマーク語ドイツ語イヌクティトゥット語を習得したとされる[3]。1989年から1991年までカナダヌナブト北極大学に通い、1991年から1993年までグリーンランド大学に通った[4]

観光業等に従事した後、2005年11月にグリーンランド議会議員に初当選した。2009年には議会選挙の敗北の責任を取って辞任したハンス・エノクセンの後任として、進歩党の党首に就任した。

2013年3月のグリーンランド議会選挙で勝利し、イヌイット党との連立内閣で首相に就任した。しかし、2014年9月、自身による公的資金の不正支出が発覚し[5]、首相および進歩党の党首の辞任を表明した[6](政権は続行、同年9月30日以降はキム・キールセンが首相代行)。

2015年のデンマーク議会(フォルケティング)選挙に出馬し当選したが、2016年にクレジットカードの不正支出スキャンダルにより進歩党から除名された。

2018年のグリーンランド議会選挙に分離主義政党(Nunatta Qitornai)から出馬したが、落選した。その後、2021年に進歩党に復帰した[7]

脚注 編集

  1. ^ Mining proponents win Greenland election - ウェイバックマシン(2013年3月24日アーカイブ分) AP通信, 2013年3月13日
  2. ^ Beyond the ice”. ガーディアン. 2022年2月19日閲覧。
  3. ^ Biography - Naalakkersuisut - ウェイバックマシン(2016年4月10日アーカイブ分) グリーンランド政府公式サイト(2013年3月13日)
  4. ^ Aleqa Hammond - ウェイバックマシン
  5. ^ Greenland’s premier caught up in financial scandal - ウェイバックマシン(2016年6月23日アーカイブ分) The Copenhagen Post, 2014年9月29日
  6. ^ Greenland calls election amid expenses scandalThe Local Denmark(2014年10月1日)2015年7月3日閲覧
  7. ^ “Aleqa Hammond om sit comeback i Siumut: Accepter det”. KNR. (2021年10月26日). https://knr.gl/da/nyheder/aleqa-hammond-om-sit-comeback-i-siumut-accepter-det 2022年2月19日閲覧。 

外部リンク 編集

公職
先代
クーピク・クライスト
  グリーンランド自治政府首相
第5代:2013 - 2014
次代
キム・キールセン