アンスニフランス語:Ancenisブルトン語:Ankiniz)は、フランスペイ・ド・ラ・ロワール地域圏ロワール=アトランティック県の旧コミューン

Ancenis


行政
フランスの旗 フランス
地域圏 (Région) ペイ・ド・ラ・ロワール地域圏
(département) ロワール=アトランティック県
(arrondissement) アンスニ郡
小郡 (canton) アンスニ小郡
INSEEコード 44003
郵便番号 44150
市長任期 ジャン=ミシェル・トビー
2008年 - 2014年
自治体間連合 (fr) fr:Communauté de communes du pays d'Ancenis
人口動態
人口 7 551人
2010年
人口密度 376人/km2
住民の呼称 Anceniennes, Anceniens
地理
座標 北緯47度22分24秒 西経1度10分55秒 / 北緯47.373384度 西経1.181831度 / 47.373384; -1.181831座標: 北緯47度22分24秒 西経1度10分55秒 / 北緯47.373384度 西経1.181831度 / 47.373384; -1.181831
標高 平均:m
最低:5m
最高:41 m
面積 20.07km2 (2 007ha)
Ancenisの位置(フランス内)
Ancenis
Ancenis
公式サイト http://www.ancenis.fr/
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アンスニは、ヴィトレフージェールシャトーブリアンクリソンとともにかつての軍事管区マルシュ・ド・ブルターニュ(fr)の一部を構成している。

2019年1月1日、隣接するサン=ジェレオンと合併し、コミューン・ヌーヴェル(fr。地方自治体改革の2010年12月16日施行の2010-1563法第21条による、合併によって新設されたコミューン)のアンスニ=サン=ジェレオンとなった。

地理 編集

アンスニは県都ナントの東40km、アンジェの西58km、ロワール川河岸に位置する。

由来 編集

この地域は元々ガリア語とブルトン語両方の影響を受けていた。

アンスニとは、ケルト神話の神Ankに由来する。ブルトン語でAnkは小さい、または狭いという意味になる。そしてブルトン語でEnizとも呼ばれた。Enizとは古いブルトン語で島を意味する。これは、かつてのアンスニが、頁岩の上にできた塚、ロワール川に浮かぶ島、であったことを表している。

また、ガリアの一部族アンデカヴェス族(frラテン語でアンデカウィイ)に由来するという説も有力である。この部族は聖地Andenemessosを訪れており、この地名がアンスニになったとする。Andeとはアンデカウィイ族(Andecavii)の地という意味で、-nemessosとはガリア語で『聖なる森』を意味する。

現在のアンスニの町は、984年につくられた。

人口統計 編集

1962年 1968年 1975年 1982年 1990年 1999年 2006年 2010年
5102 5648 6997 7076 6896 7009 7407 7551

参照元:1999年までEHESS[1]、2000年以降INSEE[2][3]

経済 編集

フォークリフト製造で知られる国際企業マニトゥ、食品加工を行う農業協同組合企業テレナ、そしてトヨタ自動車が工場をアンスニに置いている。

史跡 編集

  • アンスニ城 - 15世紀から17世紀。1977年に歴史文化財指定された[4]。部分的に破壊され放置された。中庭にビルを建てる計画がある。
  • サン=ピエール教会 - 15世紀から16世紀。
  • 旧ウルスラ会派修道院 - 17世紀。

交通 編集

  • 道路 - パリ=ナント間を走るN23、コミューン北部にはA11。コミューン南部のRD763はロワール川に架かるアンスニ橋を渡りリレ、ヴァル、クリッソンへ向かう。北へ向かうRD923は高速道インターチェンジがあり、カンデ、スグレ、ラヴァルへ向かう。
  • 鉄道 - TERペイ=ド=ラ=ロワール、アンスニ駅。ナント=アンジェ区間路線。アンスニ駅にはTGVアトランティックも停車する。

姉妹都市 編集

出身者 編集

脚注 編集

  1. ^ http://cassini.ehess.fr/cassini/fr/html/fiche.php?select_resultat=705
  2. ^ http://www.statistiques-locales.insee.fr
  3. ^ http://www.insee.fr
  4. ^ Château d'Ancenis”. 2010年5月26日閲覧。