アンテナ (くるりのアルバム)
くるりのアルバム
『アンテナ』は、くるりの5枚目のオリジナルアルバム。2004年3月10日にSPEEDSTAR RECORDSから発売。
『アンテナ』 | ||||
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くるり の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
イギリス・グラスゴー 東京都・麻布 | |||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | SPEEDSTAR RECORDS | |||
プロデュース |
くるり トニー・ドゥーガン | |||
チャート最高順位 | ||||
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くるり アルバム 年表 | ||||
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『アンテナ』収録のシングル | ||||
概要 編集
新加入のドラマークリストファー・マグワイアが参加した唯一のアルバム。 岸田繁はこのアルバムに対し、『ROCK'IN ON JAPAN』において「クリストファーのアルバムやなと思ってて」という感想を述べた。
2003年5月に渡英しグラスゴーにてモグワイなどのプロデュースで知られるトニー・ドゥーガンのもと、今作収録の「グッドモーニング」、「Race」、「HOW TO GO」をレコーディングしている。「ロックンロール」、「HOW TO GO」が先行シングルとしてリリースされている。また3rd、4thアルバムを担当した高山徹も今作にレコーディング・エンジニアとして参加している。
ジャケットのデザインは古賀鈴鳴、写真は佐内正史の手によるもの。
前作のアルバムに見られたハウスやテクノ、ダンスミュージックの要素は後退し、初期の頃に似たシンプルかつストレートなバンドサウンドが特徴のアルバム。岸田曰く「飽きてしまった」とのこと。アルバムのジャケットは浅草の仲見世界隈の写真。くるりのアルバムでは唯一、英語訳の歌詞カードが入っている。
「グッドモーニング」を、矢野顕子がカバーしている。
収録曲 編集
全作詞: 岸田繁。 | |||
# | タイトル | 作曲 | 時間 |
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1. | 「グッドモーニング」 | 岸田繫 | |
2. | 「Morning Paper」 | くるり | |
3. | 「Race」 | 岸田繁・佐藤征史 | |
4. | 「ロックンロール」 | 岸田繫 | |
5. | 「Hometown」 | 岸田繫 | |
6. | 「花火」 | くるり | |
7. | 「黒い扉」 | 岸田繫 | |
8. | 「花の水鉄砲」 | 岸田繫・大村達身・クリストファー・マグワイア | |
9. | 「バンドワゴン」 | 岸田繫 | |
10. | 「How To Go <Timeless>」 | 岸田繫 | |
合計時間: |
曲解説 編集
パーソナル 編集
- 岸田繁
- Vox
- Gibson Acoustic Guitar (#1)
- Fender Telecaster (#2.3.7.10)
- Banjo (#3)
- Rickenbacker (#4.6.8)
- Fender Stratocaster (#5)
- Acoustic Guitars (#6.7.9)
- Piano (#7.8)
- 12th Strings Acoustic Guitar (#9)
- Gibson Flying V (#10)
- 佐藤征史
- Upright Bass (#1)
- Fender Jazz Bass (#2.4.5.7.10)
- Moon Fletless Bass (#3.6)
- Fender Precision Bass (#8)
- Vox (#7.8.10)
- 大村達身
- Fender Telecaster (#1)
- Gibson Flying V (#2.5.7.8)
- Fender Stratocaster (#3)
- Fender Telecaster Thinline (#4)
- Guild 12th Strings Acoustic Guitar (#6)
- Gibson Melody Maker & Vox (#10)
- クリストファー・マグワイア
- Drum Set (#2.4.5.6.7.8.10)
- Vox (#2.10)
- Tambourine (#4.10)
- Percussions (#6)
脚注 編集
- ^ (日本語) くるり - 花の水鉄砲 2020年5月25日閲覧。