アンドリュー・ライリー

アンドリュー・ライリー(Andrew Riley、1988年9月6日 ‐ )は、ジャマイカセント・トーマス教区出身の陸上競技選手。専門はハードル競走110mハードル。自己ベストはジャマイカ歴代4位の13秒14。2013年モスクワ世界選手権ファイナリスト(8位)である。

アンドリュー・ライリー Portal:陸上競技
2018年撮影
選手情報
ラテン文字 Andrew Riley
国籍 ジャマイカの旗 ジャマイカ
競技 陸上競技ハードル
種目 60mH, 110mH
大学 イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校
生年月日 (1988-09-06) 1988年9月6日(35歳)
出身地 セント・トーマス教区
身長 188cm
体重 80kg
成績
オリンピック 110mH:準決勝3組4着(2016年
世界選手権 110mH:8位(2013年
地域大会決勝 英連邦競技大会
110mH:優勝(2014年
最高世界ランク 110mH7位(2013年)
自己ベスト

60m:6秒57(2012年)
100m:10秒02(2012年)
60mH:7秒53(2012年)
110mH:13秒14(2013年)

走高跳:2m10(2008年)
獲得メダル
陸上競技
ジャマイカの旗 ジャマイカ
英連邦競技大会
2014 グラスゴー 110mH
カリフタゲームズ (U20)
2007 プロビデンシアリス 七種競技
編集 テンプレートのヘルプを表示する

経歴 編集

2012年6月、全米学生選手権(NCAA選手権)に出場。男子100m準決勝を10秒02(+1.4)の自己ベストで突破すると、決勝は3位までが10秒28(-2.3)の同タイムという混戦を制した。男子4×100mリレーでは決勝に進出するも記録無し(途中棄権)に終わったが、男子110mハードルは13秒53(-3.5)で制して2大会ぶりの優勝を果たすとともに、100mとの2冠を達成した。全米学生選手権で男子100mと男子110mハードルの2冠達成は史上初の快挙で、これらの活躍が認められて全米陸上競技&クロスカントリーコーチ協会からアスリート・オブ・ザ・イヤー(男子トラック部門)に選出された[1]

2013年7月6日、ダイヤモンドリーグミーティングアレヴァの男子110mハードルでジャマイカ歴代2位(当時)の記録となる13秒14(0.0)をマークした。

2014年7月29日、英連邦競技大会の男子110mハードルを13秒32(-0.3)で制し、自身初の主要国際タイトルを獲得した[2]

自己ベスト 編集

記録欄の( )内の数字は風速m/s)で、+は追い風を意味する。

種目 記録 年月日 場所 備考
屋外
100m 10秒02 (+1.4) 2012年6月6日   デモイン
110mハードル 13秒14 (0.0) 2013年7月6日   パリ ジャマイカ歴代4位
走高跳 2m10 2008年3月12日   キングストン
室内
60m 6秒57 2012年3月10日   ナンパ
60mハードル 7秒53 2012年2月11日   フェイエットビル

主要大会成績 編集

大会 場所 種目 結果 記録 備考
2007 カリフタゲームズ (U20) (en   プロビデンシアリス 七種競技 2位 4601点
2011 世界選手権   大邱 110mH 準決勝 13秒75 (-1.6)
2012 オリンピック   ロンドン 110mH 予選 13秒59 (+0.8)
2013 世界選手権   モスクワ 110mH 8位 13秒51 (+0.3)
2014 世界室内選手権   ソポト 60mH 決勝 DNS 準決勝7秒59
英連邦競技大会 (en   グラスゴー 110mH 優勝 13秒32 (-0.3)
2015 世界選手権   北京 110mH 準決勝 13秒43 (-0.1)
2016 オリンピック   リオデジャネイロ 110mH 準決勝 13秒46 (+0.3)

脚注 編集

  1. ^ Land of Lincoln Sweeps National Men’s Athlete of the Year Honors With Riley, Glover”. 全米陸上競技&クロスカントリーコーチ協会 (2012年6月13日). 2015年6月20日閲覧。
  2. ^ Three is the magic number on third day of athletics at Commonwealth Games”. 国際陸上競技連盟 (2014年7月29日). 2015年6月20日閲覧。

外部リンク 編集