アンドレア・ドーリア (駆逐艦)

アンドレア・ドーリアAndrea Doria, D 553)は、イタリア海軍駆逐艦ホライズン計画におけるイタリア採用版であるアンドレア・ドーリア級駆逐艦の1番艦。艦名はルネサンスジェノヴァ出身の提督であったアンドレア・ドーリアに由来し。その名を持った艦は1885年に進水したルッジェーロ・ディ・ラウリア級装甲艦3番艦「アンドレア・ドーリア」から数えて4隻目になる。

アンドレア・ドーリア
基本情報
建造所 フィンカンティエリ
リヴァ・トリゴソ造船所
運用者  イタリア海軍
艦種 駆逐艦
級名 アンドレア・ドーリア級
モットー Altius Tendam
艦歴
計画 ホライズン計画
起工 2002年7月19日
進水 2005年10月15日
就役 2007年12月22日
要目
基準排水量 5,700t
満載排水量 6,600t
全長 152.9m
最大幅 20.3m
吃水 5.4m
機関 CODOG方式 2軸推進
GE=アヴィオ LM2500ガスタービン機関 × 2基(51Mw
SEMT ピルスティクディーゼル機関 × 2基(8.6Mw)
速力 最大速 29ノット
乗員 174名(他に追加で32名まで乗船可能)
兵装 オート・メラーラ 76 mm 砲 × 3基
25mm機関砲 × 2基
シルヴァーVLS 48セル
ミストラル近SAM6連装発射機 × 1基
テセオSSM4連装発射機 × 2基
MU90短魚雷3連装発射管 × 2基
搭載機 NFH90 または EH101 × 1機
C4ISTAR AIRCOMER + リンク 11 / 16
SENIT 8戦術情報処理装置+PAAMS
レーダー EMPAR 多機能 × 1基
S-1850M捜索 × 1基
ソナー トムソン/マルコーニUMS 4110 CL
電子戦
対抗手段
SLAT対魚雷システム
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艦歴 編集

「アンドレア・ドーリア」は、フィンカンティエリリヴァ・トリゴソ造船所で2002年7月19日に起工し、2005年10月15日に進水、2007年12月22日に海軍に引き渡され就役する。

進水後の2005年10月から2006年10月まで海上公試を実施し、ラ・スペツィアに所在するムッジャーノ造船所(Muggiano)にて最終工程を手がける。2007年12月22日に海軍に納入され、システム、管制および通信機能の継続試験を実施後、2009年6月に完全作戦能力を獲得するに至る。

脚注 編集


外部リンク 編集

関連項目 編集