アンナ』(イタリア語: Anna, 「アンナ」主人公の名)は、1951年(昭和26年)製作・公開、アルベルト・ラットゥアーダ監督によるイタリアフランス合作である[1][2][3]

アンナ
Anna
主演のシルヴァーナ・マンガーノ
監督 アルベルト・ラットゥアーダ
脚本 ジュゼッペ・ベルト
フランコ・ブルサーティ
イーヴォ・ペリッリ
ディーノ・リージ
ロドルフォ・ソネゴ
製作 ディノ・デ・ラウレンティス
カルロ・ポンティ
ピエール・ギュルゴ=サリース
出演者 シルヴァーナ・マンガーノ
ラフ・ヴァローネ
ヴィットリオ・ガスマン
音楽 ニーノ・ロータ
撮影 オテッロ・マルテッリ
編集 ガブリエーレ・ヴァッリアーレ
製作会社 イタリアの旗 ルックス・フィルム、カルロ・ポンティ・チネマトグラフィカ、ディノ・デ・ラウレンティス・チネマトグラフィカ
フランスの旗 CCF
配給 イタリアの旗 ルックス・フィルム
日本の旗 イタリフィルム / 松竹洋画部
公開 イタリアの旗 1951年12月20日
フランスの旗 1952年9月26日
日本の旗 1953年11月29日
上映時間 107分
製作国 イタリアの旗 イタリア
フランスの旗 フランス
言語 イタリア語
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背景 編集

本作は、1951年、イタリアのメジャー映画会社ルックス・フィルムカルロ・ポンティのカルロ・ポンティ・チネマトグラフィカ、ディノ・デ・ラウレンティスのディノ・デ・ラウレンティス・チネマトグラフィカ、フランスの映画会社コンパニ・シネマトグラフィーク・ド・フランス(CCF)の共同製作、イタリアのローマにあったポンティ=デ・ラウレンティス撮影所でセット撮影を行って完成、同年12月20日、ルックス・フィルムの配給によりイタリア国内で、翌1952年(昭和27年)9月26日にフランス国内で、それぞれ公開された[1]

主演のシルヴァーナ・マンガーノの妹、パトリツィア・マンガーノナターシャ・マンガーノも出演している[1][2]ほか、当時満17歳のソフィア・ローレンがノンクレジットの端役で出演している[1]。のちにナンニ・モレッティ監督が『親愛なる日記』(Caro diario, 1993年)に、シルヴァーナ・マンガーノが歌い踊るシーンを引用している[3]

日本では、フランス公開の翌年の1953年(昭和28年)にイタリフィルムが輸入し、松竹洋画部との共同配給により[3]、同年11月29日に公開された[4]。日本でのビデオグラムは、1998年(平成10年)8月28日、東北新社がVHSでのレンタルビデオを発売している[3]

あらすじ 編集

キャスト 編集

クレジット順
クレジット外

スタッフ・作品データ 編集

関連事項 編集

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  1. ^ a b c d e Anna, Internet Movie Database (英語), 2010年8月30日閲覧。
  2. ^ a b アンナ、キネマ旬報映画データベース、2010年8月30日閲覧。
  3. ^ a b c d e アンナ、allcinema ONLINE, 2010年8月30日閲覧。
  4. ^ 日本映画発達史 IV 史上最高の映画時代』、田中純一郎中公文庫1976年3月10日 ISBN 4122003156, p.124.
  5. ^ Patrizia Mangano - IMDb(英語), 2010年8月30日閲覧。
  6. ^ Natascia Mangano - IMDb(英語), 2010年8月30日閲覧。
  7. ^ Emilio Petacci - IMDb(英語), 2010年8月30日閲覧。
  8. ^ Mariemma Bardi - IMDb(英語), 2010年8月30日閲覧。
  9. ^ Armando Libianchi - IMDb(英語), 2010年8月30日閲覧。
  10. ^ Pierre Gurgo-Salice - IMDb(英語), 2010年8月30日閲覧。
  11. ^ Gabriele Varriale - IMDb(英語), 2010年8月30日閲覧。

外部リンク 編集