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アーナンダ賢善一喜経[1](アーナンダけんぜんいっききょう、: Ānanda-bhaddekaratta-sutta, アーナンダ・バッデーカラッタ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵中部に収録されている第132経。『阿難一夜賢者経』(あなんいちやけんじゃきょう)[2]、『阿難説経』(あなんせつきょう)[3]とも。

アーナンダ(阿難)が、比丘たちに、「吉祥なる一日(一夜)の賢者」の教説を行う。

構成 編集

登場人物 編集

場面設定 編集

ある時、釈迦は、サーヴァッティー舎衛城)のアナータピンディカ園(祇園精舎)に滞在していた。

アーナンダ(阿難)は比丘たちに、「吉祥なる一日(一夜)の賢者」の教説を行い、比丘たちは歓喜する。

後から釈迦はその話を聞き、アーナンダに何を話したか尋ねる。アーナンダ(阿難)は「吉祥なる一日(一夜)の賢者」の説法であると告げ、釈迦に再度披露する。

釈迦は歓喜する。

脚注 編集

  1. ^ 『パーリ仏典』片山
  2. ^ 『南伝大蔵経』
  3. ^ 『原始仏典』中村

参考文献 編集

  • 『南伝大蔵経・経蔵・中部経典4』(第11巻下) 大蔵出版
  • 『パーリ仏典 中部(マッジマニカーヤ)後分五十経篇II』 片山一良訳 大蔵出版
  • 『原始仏典 中部経典4』(第7巻) 中村元監修 春秋社

関連項目 編集

外部リンク 編集