イオアニス・ザハリアス
イオアニス・ザハリアス(Ioannis Zacharias、ギリシャ語表記: Ιωάννης Ζαχαρίας、1845年 – 1873年ころ)は、ギリシャの画家である。ギリシャ独立後にドイツのミュンヘンで美術を学んだ「ギリシャ・ミュンヘン派」 に数えられるが、20代後半に精神疾患を発症し、精神病院で亡くなった。
イオアニス・ザハリアス Ioannis Zacharias | |
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ザハリアス作「学校の生徒」 アテネ国立美術館 | |
誕生日 | 1845年 |
出生地 | ギリシャ、アテネ |
死没年 | 1873年ころ |
死没地 | ギリシャ、ケルキラ島 |
略歴 編集
アテネで生まれた。1859年からアテネの美術学校で学び、1866年に卒業すると1867年にミュンヘン美術院に入学しカール・フォン・ピロティに学んだ。ピロティの推薦で奨学金が得られるようになり、1873年のウィーン万国博覧会に作品を出展した。1873年に精神を病み、ギリシャ、ケルキラ島の精神病院に収容され、正確な没日は知られていないがそこで亡くなった[1]。
風俗画や人物画を描いた。
作品 編集
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立っている女性 (1688)
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手紙 (1673)
脚注 編集
参考文献 編集
- Ζαχαρίας Ιωάννης (in Greek), National Gallery of Greece, retrieved 2016-02-24