イスフォコラード(Ischoklad)は、ドイツキャンディであり、ドイツとスウェーデンで人気がある。ドイツ語では、「氷の菓子」を意味するEiskonfektと呼ばれる。

イスフォコラード
Ischoklad
種類 菓子キャンディ
発祥地 ドイツ
主な材料 チョコレートヤシ油
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歴史 編集

1927年に菓子職人Adam Eichelmannが発明した[1]。1/2から2/3のチョコレートと1/3から1/2のヤシ油のみから作る[2]

名前に「氷」と入るのは、口の中で非常に容易に溶け、熱エネルギーを吸収して冷却効果を持つためである。この効果は、ヤシ油の融点が20-23度とチョコレートよりも約10度低いことによる。レシピによっては、メントールを加えることもあり、また工場で作るときにはグルコースが加えられ、これらはどちらも冷却感を強める。スウェーデンでは、クリスマスの菓子として人気がある。ドイツでは、最大の生産者はアイヘッティである。

出典 編集

  1. ^ Schoko-Träume im Schlaraffenland. In: Main Post. 29. November 2005”. 2022年5月19日閲覧。[リンク切れ]
  2. ^ Nugat, Trüffel und Eiskonfekt - Bundesverband der Deutschen Süßwarenindustrie”. www.bdsi.de. 2022年5月19日閲覧。

関連文献 編集

  • Thomas Vilgis: Eiskonfekt – Physics meets Physiology. in: Physik in unserer Zeit, 3/2009 (40), p. 162

外部リンク 編集

  • Recipe (スウェーデン語)