イッポンシメジ属(イッポンシメジぞく、学名: Entoloma(旧: Rhodophyllus))は、ハラタケ目イッポンシメジ科に属するの一つ。

イッポンシメジ属
イッポンシメジ属
イッポンシメジ属
分類
: 菌界 Fungi
: 担子菌門 Basidiomycota
亜門 : 菌蕈亜門 Hymenomycotina
: 真正担子菌綱 Homobasidiomycetes
: ハラタケ目 Agaricineae
: イッポンシメジ科 Entolomataceae
: イッポンシメジ属 Entoloma
学名
Entoloma
和名
イッポンシメジ属
英名
Entoloma
Pinkgills

概容 編集

イッポンシメジ属は、枯草枯葉上に生えるキノコの集合で、世界的に600種以上が知られている。主なものに共通する特徴として、ヒダが初め白く、胞子が熟してくると淡赤色になるとされる。また、イッポンシメジ科に共通する特徴があり、胞子が角張っている。この子実体は様々な型のものがあり、一目でイッポンシメジ属であると判断するのは難しい。多くの種がをもっており、この属のキノコに含まれるものに似たキノコを採取するのは避けたほうが良い。

参考文献 編集

  • 『原色日本新菌類図鑑(Ⅰ)』 著者:今関六也、本郷次雄 出版:保育社 ISBN 4586300752
  • 『本郷次雄先生講義録「ハラタケ目の分類」』 著:千葉菌類談話会 出版:千葉菌類談話会

関連項目 編集

外部リンク 編集