イ・イニョン

大韓民国の声楽家

イ・イニョン(李仁榮、1929年7月28日 - )は、釜山生まれの韓国声楽家。通名は金慶植。

イ・イニョン
別名 金慶植[1]
生誕 (1929-07-28) 1929年7月28日(94歳)[2]
出身地 釜山[3]
ジャンル クラシック
職業 声楽家大学教授[2]
イ・イニョン
各種表記
ハングル 이인영
漢字 李仁榮[3]
発音: イ・イニョン
英語表記: Lee In-young[3]
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来歴 編集

  • 1950年、日本で声楽の勉強をしたかったが、当時はまだ、韓国との国交がなかった為に密航で日本に渡り、東京芸術大学の声楽科に入学した。 また、恩師の矢田部勁吉と出会う。矢田部勁吉は授業料が払えなければ肩代わりしたり、学校が休みに入ると、金は要らないからレッスンを受けに来いと誘いを受けた。
  • 1959年、韓国で、帰国独唱会を開く。
  • 1960年からソウル大学校で教え、後進の指導に尽力する。
  • 1965年、日韓の国交回復後は、日韓両国のステージに立ち、藤原歌劇団を退団し、1971年まで続けた。また、たびたび日本を訪問しており、「昔の歌仲間に会うのも嬉しいが、田舎を周り素朴な日本に触れるのが楽しみだ」[1]と語っている。

脚注 編集

  1. ^ a b サラムサラン<33> 密航の大歌手・李仁榮 MINDAN (2010年10月6日) 2011年8月30日閲覧。
  2. ^ a b 인물정보(人物情報) NAVER(韓国語) 2011年8月30日閲覧。
  3. ^ a b c 인물정보(人物情報) JOINS(韓国語) 2011年8月30日閲覧。