ウェイン・オルウィン(Wayne Allwine、1947年2月7日 - 2009年5月18日[1])は、アメリカ合衆国声優ウォルト・ディズニー・スタジオ音響効果担当。

ウェイン・オルウィン
Wayne Allwine
本名 ウェイン・アンソニー・オルウィン
(Wayne Anthony Allwine)
生年月日 (1947-02-07) 1947年2月7日
没年月日 (2009-05-18) 2009年5月18日(62歳没)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国カリフォルニア州グレンデール
死没地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス
職業 声優音響効果、編集者、音響効果技師
活動期間 1966年 – 2009年
配偶者 ルシー・テイラー(1991年結婚、2009年死別)
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ミッキーマウスの3代目担当声優で、1977年から2009年に亡くなるまでの32年間に亘り、ミッキーマウスを演じた。

略歴 編集

カリフォルニア州グレンデール生まれ。高校生の頃から学校劇で演じたり、音楽グループを結成したりしていた[2]

1966年にウォルト・ディズニー・スタジオに入社し、郵便室で働いた[1][2]。その後音響効果部門に移り、1977年からジム・マクドナルドに代わりミッキーマウスを演じ、亡くなる2009年まで演じた。デビュー作は子供向けバラエティ番組『The New Mickey Mouse Club』(1977年 – 1978年)で、冒頭のアニメに声を吹き込んだ。映画では『ミッキーのクリスマスキャロル』(1983年)がデビュー作となった。

ほか、主演作品に映画『ミッキーの王子と少年』(1990年)や『ミッキー、ドナルド、グーフィーの三銃士』(2004年)、テレビ番組『ミッキーマウス・ワークス』(1999年 – 2000年)、『ハウス・オブ・マウス』(2001年 – 2003年)、『ミッキーマウス クラブハウス』(2006年 – 2009年)がある。スクウェア・エニックスとの合作であるビデオゲーム『キングダム ハーツ』シリーズにもほとんどの作品にミッキーマウス役で出演した。

声優業の傍ら、映画『スプラッシュ』(1984年)、『スリーメン&ベビー』(1987年)、『インナースペース』(1987年)、『エイリアン・ネイション』(1988年)、『スタートレックV 新たなる未知へ』(1989年)には音響効果担当スタッフとして参加した。

私生活 編集

オルウィンは1991年、ミニーマウスの担当声優ルシー・テイラーハワイで結婚した。2008年には夫妻でディズニー・レジェンドを受賞した。

2009年5月18日、糖尿病による合併症のためロサンゼルスのUCLA医療センターで息を引き取った。テイラーは最期を看取った。遺作となったニンテンドーDS用ゲーム『キングダム ハーツ 358/2 Days』の英語版と、同年10月25日に放送された『ミッキーマウス クラブハウス』の第61話「Choo-Choo Express」はオルウィンに捧げられている。

脚注 編集

出典 編集

外部リンク 編集

先代
ジム・マクドナルド
ミッキーマウス原語版声優
3代目(1977年~2009年)
次代
ブレット・イワン