ウォーター・リーパー (Water Leaper) は、ウェールズ地方に伝わる妖精の一種。サムヒギン・ア・ドゥル (The Llamhigyn Y Dwr) とも呼称される。名称は「水を飛び越えるもの」という意味。

大きさはくらいで、身体はだが手足はなく、替わりにの尾と飛び魚のような翼を持つ[1]。 体の色はアルビノを思わせるような白。 危機を感じると「キーキー」と異常に甲高い声で鳴き、聞いた者を気絶させたりするとされる[1]

沼沢地の水中に棲んでおり、肉食性である。 魚よりも地上の動物が好物で、鼠や猫などを一飲みにする。 油断していると釣り人や漁師も食べられてしまうという。

脚注 編集

  1. ^ a b 『幻想動物事典』1997年、41頁

参考文献 編集