ウノ・オーレン(Uno Åhrén、1897年8月6日 - 1977年10月8日)は、 スウェーデン建築家都市計画家家具デザイナー。スウェーデンでは、建築家のほか、都市計画の最初の講義を、ストックホルム王立工科大学で1947年から1963年につとめていることで知られる。1920年代にドイツバウハウスが提示したモダニズム建築を「機能主義(Funktionalism)建築」と呼んだ人物。ストックホルム生まれ。

ウノ・オーレン(1930年頃)

スウェーデンのテキスタイルメーカー、スヴェンスク・テンの創始者エリクソンの邸宅を1925年に手がけ、その後しばらくは店舗と家具デザインを担当していた。

1930年にストックホルムで開催されたストックホルム博覧会に参加。これより、スウェーデンでもモダニズムが認識されていく。

代表作として、ストックホルムフォードモーターカンパニー(1930年-1931年)、王立工科大学キャンパス(スヴェン・マルケリウスらと 1928年-1930年)、ヨーテボリの都市計画(1933年-1938年)、アルスタセンター(1947年-1953年)など。

参考文献 編集

  • スウェーデンの持続可能なまちづくり―ナチュラル・ステップが導くコミュニティ改革 ジェームズ・サラ ラーティ・トルビョーン 高見幸子監訳と編 新評論 2006年 ISBN:9784794807106