ウラジーミル・アルビツキー

アルビツキーの発見した小惑星
1002 オルバーシア 1923年8月15日
1007 パヴロヴィア 1923年10月5日
1022 オリンピアーダ 1924年6月23日
1028 リュディナ 1923年11月6日
1030 ヴィーチャ 1924年5月25日
1034 モーツァルティア 1924年9月7日
1059 ムソルグスキア 1925年7月19日
1071 ブリタ 1924年3月3日
1283 コムソモーリア 1925年9月25日
1330 スピリドニア 1925年2月17日

ウラジーミル・アレクサンドロヴィッチ・アルビツキーロシア語:Владимир Александрович Альбицкий英語:Vladimir Aleksandrovich Albitzky1891年6月16日 - 1952年6月15日)は、帝政ロシアソビエト連邦時代の天文学者である。

人物 編集

アルビツキーはキシニョーフ生まれの人物で、1922年に現在のウクライナクリミア半島にあるシメイズ天文台に来て、グリゴーリ・シャイングリゴリー・ネウイミンらと一緒に働いた。その間に、アルビツキーは10個もの小惑星を発見した。

表記について 編集

彼の名前については、現代のイギリスでの表記は主にAlbitskii、またはAlbitskyと表記される事が多い。時々Albizkijと表記されているものもある。しかし、彼の姓は「Albitzky」と書かれるのが一般的となっている。なお、小惑星と彗星に関する情報の提供や受け付けなどを行っている小惑星センターでは、アルビツキーは「V. Albitskij」と表記している。これは、キリル文字ラテン文字化における表記ぶれという一般的な問題に起因している。