エクストラポリス・メガ


エクストラポリス・メガ は、南アフリカ旅客鉄道公社 (PRASA) の直流通勤形電車

エクストラポリス・メガ
ケープタウン、サイモンズタウン線を南下するエクストラポリス・メガ (2023年12月19日 Muisenburg‐St.James間)
基本情報
運用者 南アフリカ共和国旅客鉄道公社
製造所 Gibela(英語版), アルストム(最初の6編成)
製造初年 2016
製造数 6000両(予定)
運用開始 2017
投入先 メトロレール
主要諸元
編成 6両固定、4M2T
軌間 1065mm (=1067mm)
電気方式 直流3000V、架空電車線方式
最高運転速度 120km/h
設計最高速度 160km/h
車体 ステンレス
台車 ボルスタレス台車
制御方式 IGBT-VVVF
制御装置 自動列車運転装置 (ATO)
制動装置 回生ブレーキ
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製造は南ア資本と仏アルストム社との合弁企業であるギベラ(Gibela)によって行われ、大都市近郊のメトロレール各線にて営業運行が行われている。アルストムのエクストラポリス(英語版)シリーズの一形式である。

概要 編集

2013年10月、アルストムと南アフリカ旅客鉄道公社は、南ア国内での生産も含めた6000両の購入契約を、510億ランド(5100億円)で締結した。そのほとんどは、ギベラ社によって建設された国内の新工場で、10年をかけて生産する計画。2016年12月には、最初の編成の試運転が開始され、2017年5月には13編成がプレトリアを中心に営業運転を開始した。 投入以前より使用されている5M2型などには1950年代製造のものも数多く残っており、エクストラポリス・メガはそれら既存車両の大半を置き換えることになる。