エディプスの恋人』(エディプスのこいびと)は、筒井康隆SF小説。『週刊読売』の1977年1月1日号から6月4日号にかけて全22回を連載した。連載時の挿絵真鍋博

エディプスの恋人
著者 筒井康隆
発行日 1977年10月(単行本)
発行元 新潮社
ジャンル SF小説
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 上製本
ページ数 286(文庫)
前作 七瀬ふたたび
コード ISBN 978-4101171135(文庫)
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家族八景』、『七瀬ふたたび』をあわせて「七瀬シリーズ」「七瀬三部作」と呼ばれる。

概要 編集

1977年新潮社から刊行された。その後文庫本化され、増刷されている後述

主人公の七瀬は人の心を読めてしまう精神感応能力者(テレパス)である。この作品では名門私立高校の事務職員という設定である。

七瀬が受け取る他人の思考の様子を、普通の文章だけではなく、文字色・表記の工夫やページ一面に文字をレイアウトするなど、視覚に訴える記述がされている。

あらすじ 編集

「彼」の意識の存在に気づいた七瀬。ある日グランドでボールが割れた。それが異常の始まりだった。強い「意志」の力によって守られた「彼」の本当の正体と何故「彼」が七瀬の意識に影響を与えているのかを探ろうとする。そして…「彼女」の存在を知ることとなる。

単行本 編集

全て新潮社刊

関連項目 編集

外部リンク 編集