エドサル (護衛駆逐艦)

エドサル級護衛駆逐艦
USS Edsall
艦歴
発注:
起工: 1942年7月2日
進水: 1942年11月1日
就役: 1943年4月10日
退役: 1946年6月11日
その後: 1969年7月にスクラップとして売却
除籍: 1968年6月1日
性能諸元
排水量: 基準:1,200トン
満載:1,590トン
全長: 306 ft 0 in (93.27 m)
全幅: 36 ft 7 in (11.15 m)
吃水: 12 ft 3 in (3.7 m) 最大
機関: FMディーゼルエンジン4基
2軸推進 6,000 shp (4.5 MW)
最大速: 21ノット (39 km/h)
航続距離: 9,100海里(12ノット時)
兵員: 士官8名 下士官兵201名
兵装: 3インチ砲3門、連装40mm機銃1基
20mm砲8基
21インチ魚雷発射管3基
ヘッジホッグ1基、爆雷軌条2基、

エドサル(USS Edsall, DE-129)はアメリカ海軍護衛駆逐艦エドサル級の1番艦。艦名は米西戦争で戦死した水兵、ノーマン・エドサルに因む。その名を持つ艦としては2隻目。

艦歴 編集

エドサルは1942年7月2日にテキサス州オレンジのコンソリデイティッド鉄鋼会社で起工、1942年11月1日にベッシー・エドサル・ブラーセイ夫人(ノーマン・エドサルの妹)によって進水、1943年4月10日に艦長E・C・ウッドワード少佐の指揮下就役する。

エドサルはノーフォークで訓練艦として1943年6月20日から8月6日まで護衛艦に乗り組む予定の兵士に対して教育を行い、その後マイアミで駆潜艇訓練センターと共に訓練を行った。1944年3月にテキサス州ガルベストンで第59護衛部隊に配属され、タンカー船団に合流、3月24日に旗艦となる。エドサルはメキシコ湾からニューヨーク、ノーフォークへ、およびニューファンドランド島アージェンティアへの護衛任務を継続した。5月にバーミューダへ向けて出航し、イタリア潜水艦を使用した対潜水艦戦試験に参加する。

1944年7月1日から1945年6月3日までエドサルは大西洋航路で7回活動し、地中海及びイギリスへ向かう船団の護衛任務に従事した。6回目の護衛任務でニューヨークからリバプールに向かう途中の1945年4月10日、エドサルは僚艦と共に衝突事故を起こした2隻のタンカーの救援に向かう。エドサルは生存者の捜索と火災消火を支援した。

1945年6月24日に太平洋へ向けて出航する。しかしながら真珠湾で訓練の間に第二次世界大戦は終了し、エドサルは帰国する。フロリダ州グリーンケーブスプリングス1946年6月11日に退役する。

エドサルは1968年6月1日に除籍され、1969年7月にスクラップとして売却された。

関連項目 編集

外部リンク 編集