エフ・オー・アーキテクツ

イギリスの建築設計事務所

エフ・オー・アーキテクツ(foreign office architects, foa, FOA)はファシッド・ムサヴィ(Farshid Moussavi、1965年 - )とアレハンドロ・ザエラ・ポロ(Alejandro Zaera Polo、1963年 - )によって1995年にロンドンに設立された建築設計事務所

エフ・オー・アーキテクツ
foreign office architects
組織情報
主な建築家 ファシッド・ムサヴィ
アレハンドロ・ザエラ・ポロ
所在地 イギリスの旗 イギリス ロンドン
設立 1995年
業績
建築物 横浜港大さん橋国際客船ターミナル
ウェブサイト www.f-o-a.net
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設計方法の特徴としてコンピュータの利用が挙げられる。一般的にコンピュータ画面上の図は模型の補助・代用に過ぎないのだが、エフ・オー・アーキテクツは日本での作品である横浜港大さん橋国際客船ターミナル(通称 大さん橋)の設計ではコンペ応募時からCGを用い、コンペ獲得後完成まで構造を担当した日本の事務所SDGが部分模型を作る以外の模型製作を禁じるなど、ほとんどの思考をコンピュータ画面を前に重ねて設計する。

略歴 編集

ファシッド・ムサヴィは1965年にイランに生まれ、ハーヴァード大学GSD、ロンドン大学大学院で建築の学位を取得。1988年、レンゾ・ピアノのもとで勤務、1991年から1993年にかけてレム・コールハースの主宰する建築設計事務所OMAに勤務。

アレハンドロ・ザエラ・ポロは1963年にマドリードで生まれ、ハーヴァード大学GSD、マドリード建築大学で建築の学位を取得。1991から1992年にかけてOMAに勤務。

作品 編集

  • 横浜港大さん橋国際客船ターミナル(横浜、日本、2002年)
  • BBCミュージック・センター(ロンドン、イギリス、2003年)
  • 愛・地球博 スペイン館(愛知、日本、2005年)
  • トーレヴィエハ市立劇場(トーレヴィエハ、スペイン、2006年)

外部リンク 編集