エレーナ・グリゴリエワ

ロシアの人権・LGBT活動家

エレーナ・グリゴリエワロシア語: Елена Григорьеваラテン文字表記例Yelena Grigoryeva1977年もしくは1978年 - 2019年7月21日)は、人権活動家、LGBTQ人権活動家。またロシアによるクリミアの併合にも反対していた[1][2][3]。グリゴリエワは2019年7月21日にロシアサンクトペテルブルクにて8箇所を刺された後に絞殺された[4]。グリゴリエワはアメリカのホラー映画である『ソウ』のロシア語版タイトルにちなんで'Pila'と名乗る団体のウェブサイトの標的リストに掲載されていた[4]。この団体は為政者にLGBTQやそれに近しい人々を狩り、拐かし、殺害することを奨励している。Pilaのサイトはロシア政府によって閉鎖されたものの、LGBTQやそれに関わる活動家やジャーナリスト、市民を掲載した新しい標的リストがソーシャルネットワークサービスやメッセージアプリを通じて流布されており、引き続きロシア国内のLGBTQやそれに携わる人々の殺害を奨励している。

脚注 編集

出典 編集

  1. ^ “Prominent LGBT activist murdered in Russia” (英語). BBC. (2019年7月23日). https://www.bbc.com/news/world-europe-49081626 2019年7月24日閲覧。 
  2. ^ Russian LGBT Activist Is Found Dead; Friends Say She Was Threatened” (英語). NPR.org. 2019年7月24日閲覧。
  3. ^ Russian LGBTQ activist is killed after being listed on gay-hunting website” (英語). NBC News. 2019年7月24日閲覧。
  4. ^ a b Koreneva, Marina. Smolchenko, Anna.「『同性愛者狩り』で活動家殺害か ロシアのLGBTに恐怖広がる」『AFP通信』フランス通信社、2019年8月9日。1ページ。オリジナルの2019年8月9日時点のアーカイブ。2019年8月9日閲覧。