オオモンシロチョウ

チョウ目(鱗翅目)アゲハチョウ上科シロチョウ科の一種

オオモンシロチョウ(大紋白蝶、学名 Pieris brassicae)は、チョウ目(鱗翅目)アゲハチョウ上科シロチョウ科の一種。

オオモンシロチョウ
オオモンシロチョウ Pieris brassicae
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: チョウ目(鱗翅目) Lepidoptera
上科 : アゲハチョウ上科 Papilionoidea
: シロチョウ科 Pieridae
亜科 : シロチョウ亜科 Pierinae
: シロチョウ族 Pierini
: モンシロチョウ属 Pieris
: オオモンシロチョウ P. brassicae
学名
Pieris brassicae (Linnaeus, 1758)
和名
オオモンシロチョウ
英名
Large White
Large Cabbage White

分布 編集

ヨーロッパ原産のチョウだが、現在は中央アジア日本にも分布している。

日本では、1995年に北海道京極町で初めて確認されたのち、青森県対馬でも発見された[1]

現在は、北海道の各所で激減している。

特徴 編集

成虫の体長は50-60 mmで、モンシロチョウより少し大きい。

成虫は3月から秋ごろまで見ることができる。

幼虫はモンシロチョウと同じくアブラナ科の植物を食草とする。

飛んでいるときの見た目だけではモンシロチョウとの区別は難しい。

モンシロチョウとは大きさと前の先端部の黒い斑紋の大きさで区別できる[1]

幼虫はモンシロチョウと違い黄色と黒のカラフルな模様をしているので簡単に区別できるが、はモンシロチョウとよく似た形をしている。

脚注 編集

参考文献 編集

  1. ^ a b 木野田君公『札幌の昆虫』北海道大学出版会、2006年6月10日。ISBN 4-8329-1391-3 p.249

関連項目 編集