オペラ座/血の喝采』(オペラざ/ちのかっさい、原題:Opera)は、1987年制作のイタリアジャッロ映画ダリオ・アルジェント監督。

オペラ座/血の喝采
Opera
監督 ダリオ・アルジェント
脚本 ダリオ・アルジェント
フランコ・フェリーニ
製作 ダリオ・アルジェント
製作総指揮 フェルディナンド・カプート
出演者 クリスティーナ・マルシラッチ
イアン・チャールソン
ウルバノ・バルベリーニ
ダリア・ニコロディ
音楽 クラウディオ・シモネッティ
撮影 ロニー・テイラー
編集 フランコ・フラティチェリ
製作会社 チェッキ・ゴーリ・グループ・タイガー
RAI
配給 日本の旗 ワーナー・ブラザース
公開 イタリアの旗 1987年12月19日
日本の旗 1989年2月11日
上映時間 95分
(劇場公開時)
107分
(完全版)
製作国 イタリアの旗 イタリア
言語 イタリア語
製作費 $8,000,000[1]
興行収入 イタリアの旗 7,207,592,000[2]
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2014年に約10箇所・約12分の追加シーンを挿入した完全版DVDとブルーレイが発売された[3]

あらすじ 編集

新進女優のベティは、ミラノスカラ座で前衛的演出家マークが手がけるヴェルディオペラマクベス』の主演に抜てきされた。だが、そのオペラは不幸を招くといわれているいわくつきであり、ベティに役が回ってきた理由も当初主演をつとめる予定だった女優が交通事故に遭い、重傷を負ったためだった。ベティははじめ躊躇するが、周囲の説得と自らチャンスを掴みたいという想いから舞台に立つことを決意する。

しかし舞台の初日、照明係が何者かに襲われ殺されるという事件が起きる。さらに、ベティ自身にも悪夢のような出来事が振りかかる。ある夜、彼女は助監督で恋人のステファノの自宅に一緒にいるところを何者かに襲われて縛り上げられ、まぶたを閉じられないように目の下に針を貼り付けられ、目の前でステファノが惨殺されるところを見せつけられる。

その後、衣装係のジュリアも殺され、犯人に狙われていると感じたベティは警察に相談する。応対したサンティーニ警部は彼女に護衛を送るが、犯人はそれをあざわらうかのように現れ、護衛の警官とベティのエージェントのミラを殺害した。

途方に暮れたベティはマークに相談、マークは犯人が公演を見に来ると推測し、犯人をあぶり出すためのある作戦を立てる。

キャスト 編集

役名 俳優
ベティ クリスティーナ・マルシラッチ
マーク イアン・チャールソン
アラン・サンティーニ警部 ウルバノ・バルベリーニ
ミラ ダリア・ニコロディ
マリオン アントネッラ・ヴィターレ
ステファノ ウィリアム・マクナマラ
ジュリア コラリーナ・カタルディ・タッソーニ
アルベルティーニ バーバラ・クピスティ

スタッフ 編集

監督:ダリオ・アルジェント
製作:ダリオ・アルジェント、マリオ・チェッキ・ゴーリヴィットリオ・チェッキ・ゴーリ
脚本:ダリオ・アルジェント、フランコ・フェリーニ
撮影:ロニー・テイラー
音楽:クラウディオ・シモネッティビル・ワイマンブライアン・イーノテリー・ライリー
特殊効果:セルジョ・スティバレッテ

映像ソフト 編集

  • オペラ座 血の喝采 完全版 Blu-ray 廃盤
騒然・衝撃・大興奮!日本でのリリースは不可能とされていた、あの『オペラ座 血の喝采』のDVD&ブルーレイが完全版で登場!!
流血のオペラ──ここに開幕!目をそむけることはできない!!
規格品番:ECLS-9094
発売日:2014年7月25日
発売元:株式会社エクリプス
販売元:株式会社KADOKAWA

脚注 編集

外部リンク 編集