オメト族(オメトぞく、Ometo)は、エチオピアに住むナイロ・ハム系部族。

オメト族
Ometo
総人口
500,000(1978年)
居住地域
エチオピア
言語
東クシート語
宗教
イスラム教キリスト教・その他

居住地 編集

エチオピアのガラ地方に住んでいる。いくつかの集団に分かれて、村を作って定住している。

生活 編集

おもにクワを用いて耕作をするが、雄ウシを引かせる集団もある。主食は雑穀、トウモロコシナツメヤシ。狩猟が盛んで、特にゾウを狩る。

幼い少女に陰部封鎖(外陰部を縫い合わせる)を施したり、殺した敵を去勢したこともあったといわれている。

宗教 編集

ほとんどが昔からの宗教を捨ててはいないが、一部にキリスト教徒、イスラム教徒がいる。

参考文献 編集

  • 『世界の民族 2』《熱帯アフリカ》平凡社、1978年。