オリエンス宗教研究所(オリエンスしゅうきょうけんきゅうじょ)とは、キリスト教 カトリック淳心会に所属する研究・出版組織。現任の所長は淳心会司祭 コンスタンチノ・コンニ・カランバ師(コンゴ民主共和国出身)。所在地は東京都世田谷区松原2丁目28-5(カトリック松原教会内)。

概要 編集

「オリエンス」(ラテン語: oriens英語: orient)の名前は、待降節の祈りの中にある、東からさしのぼる光、イエス・キリストに由来しており、その使命は、日本宗教文化に関するさまざまな研究活動に加え、 エキュメニカルな海外の研究機関への情報提供、通信講座典礼学や聖書学、神学に資する書籍の刊行を通し、福音宣教をすることにある。 1969年、日本エキュメニカル協会事務所が同会内に開設され、カトリックとプロテスタントによる 『共同訳聖書』が生まれるきっかけともなった。

主な出版・刊行物 編集

  • 聖書と典礼』 - 国内のカトリック教会共通でミサに使用されるリーフレット。教会に置いてあり、配布される。A4の紙にして2枚程度。
  • 『こじか』 - (週刊)幼児・児童向け宣教誌、教会学校などで配布・利用
  • 『福音宣教』 - (月刊)一般向け宣教誌
  • 『The Japan Mission Journal』 - (季刊)日本での宣教活動や宗教文化を海外向けに紹介
  • 『ともにささげるミサ』 - 洗礼をまだ受けていないひとや、カトリック教会に来てまだ間もないひとにもわかりやすい、ミサの式次第を書いた書籍。80ページほどある。

関連項目 編集

参考文献 編集