カクレカラクリ』 (An Automaton in Long Sleep) は、森博嗣による日本小説

カクレカラクリ
An Automaton in Long Sleep
著者 森博嗣
発行日 2006年8月25日
発行元 メディアファクトリー
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 並製本
ページ数 301
コード ISBN 978-4-8401-1600-8
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概要 編集

2006年コカ・コーラが発売120周年を迎えた記念として書き下ろされた。

同年9月13日TBS系でテレビドラマ化された。森作品初の映像化となる。

あらすじ 編集

寂れかけている一つの村。対立する二つの名家、蝶の家紋を持つ真知家と、風車の家紋を持つ山添家。

120年前、からくり師の磯貝機九朗によって作られたカクレカラクリ(隠れ絡繰り)とは?互いの家に隠された秘密とは……。

登場人物 編集

郡司 朋成(ぐんじ ともなり)
廃墟マニアの大学生。
真知 花梨(まち かりん)
郡司と同じ大学に通う。真知家の長女。
真知 玲奈(まち れいな)
花梨の妹。高校生。物象部の部長。太一と親しくしていることや、バイクを乗り回していることは花梨にも秘密にしている。
栗城 洋輔(くりき ようすけ)
郡司の友人。同じく廃墟マニア。マニア歴は長く、小学生の頃から。
山添 太一(やまぞえ たいち)
高校生。玲奈の友人。風見温泉の跡取り息子。
磯貝 春雄(いそがい はるお)
玲奈の高校の理科教師。物象部の顧問。祖父は村で有名なからくり師だった。
真知 源治郎(まち げんじろう)
花梨・玲奈の祖父。真知家の現当主。
山添 千都(やまぞえ ちづ)
太一の祖母。山添家の現当主。
磯貝 機九朗(いそがい きくろう)
村のカクレカラクリを製作したからくり師。春雄の祖父。
染川(そめかわ)
千都の運転手。郡司らのからくり探しを妨害する。

テレビドラマ 編集

2006年9月13日、TBS系列で放映された。

キャスト 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集