カスリーヌKasserineアラビア語:القصرين)は、チュニジア西部、カスリーヌ県の都市。2004年時点での人口は76,243人[1]

カスリーヌ
القصرين
位置
カスリーヌの位置(チュニジア内)
カスリーヌ
カスリーヌ
カスリーヌ (チュニジア)
カスリーヌの位置(アフリカ内)
カスリーヌ
カスリーヌ
カスリーヌ (アフリカ)
行政
チュニジアの旗 チュニジア
  カスリーヌ県
 市 カスリーヌ
地理
面積  
  市域 12 km2
標高 656 m
人口
人口 (2020年現在)
  市域 114.463人
その他
等時帯 CET (UTC+1)

座標: 北緯35度10分 東経8度50分 / 北緯35.167度 東経8.833度 / 35.167; 8.833

概要 編集

農業、特にイネ科のアルファ(Alfa)栽培が経済の中心である。セルロースの製造やアルファの加工を行う工場がチュニジア独立後につくられた。

野生動物が豊富で、狩りが盛んである(イノシシ、ウズラ、ウサギなど)。

歴史 編集

ローマ時代に建てられた廟2つ、凱旋門、劇場、東ローマ帝国初期のキリスト教教会などが残る。

カスリーヌを取り巻くジェベル・チャンビ山脈は、第二次世界大戦中のカセリーヌ峠の戦いの戦場となった。

脚注 編集

  1. ^ Recensement de 2004 (Institut national de la statistique)

関連項目 編集