カセア (Casea)古生代ペルム紀前期に現在の北米からヨーロッパにかけて生存していた単弓類。単弓綱・盤竜目カセア亜目カセア科

カセア
生息年代: ペルム紀前期
カセアの想像図
地質時代
ペルム紀前期
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
上綱 : 四肢動物上綱 Tetrapoda
: 単弓綱 Synapsida
: 盤竜目 Pelycosauria
亜目 : カセア亜目 Caseasauria
: カセア科 Caseidae
: カセア Casea
学名
Casea

特徴 編集

上顎に大きながあるが、下顎には無い。また、小さな頭蓋に比して、あまりに大きな胴体を持つ。これは、消化器官を消化、吸収を助ける発酵タンクとして利用していた為と思われる。以上の理由から、この動物は草食動物だったと考えられている。またこの胴体は、熱的慣性を高める為の適応でもあるともいわれる。