カラーコメンテーター(英語:color commentator)とは、スポーツ中継番組において、プレーごとの実況担当とは別に、主にプレーが進行していないときに解説を担当するスポーツ解説者のことである。カラーキャスター(colorcaster)とも呼ばれる[1]。 「カラーコメンテーター」という語は主にアメリカ英語で使用される。他の地域では、サマライザー(summariser)、アナリスト(analyst)などと呼ばれる。 「カラー」という語には、「詳細」「表現の豊かさ」「鮮やかな特質」などの意味がある[2][3]

役割

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カラーコメンテーターには専門家としての分析および背景情報の提供が求められるため、そのスポーツの元選手やコーチであることがほとんどである[4]。エピソード、統計、自分の経験談や、選手、コーチ、有名人へのインタビューなどで番組を盛り上げる[5][6]。 プレーが行われていないときには、カラーコメンテーターとメイン実況は自由にコメントを行う[5]

米国とカナダ

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実況担当とカラーコメンテーターでスポーツ中継が行われる。

2010年代には、ナショナルフットボールリーグの放送で、審判の判定について意見や洞察を提供する「ルールアナリスト」採用された。通常、ルールアナリストは元審判員である[7][8]。他のスポーツでも、同様にルールアナリストを採用するケースが増えている。

イギリス

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イギリスでは、「カラーコメンテーター」という語は用いられないが、これに相当する役割は存在し、「サマライザー」「アナリスト」「パンディット(pundit)」、あるいは「コ・コメンテーター(cocommentator)」などと呼ばれる。

日本

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単に「解説者」と呼ばれている。

脚注

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  1. ^ Definition of colorcaster | Dictionary.com” (英語). www.dictionary.com. 2022年5月25日閲覧。
  2. ^ color”. Collins English Dictionary. 2022年5月26日閲覧。
  3. ^ Definition of color | Dictionary.com” (英語). www.dictionary.com. 2022年5月25日閲覧。
  4. ^ Announcers and DJs : Occupational Outlook Handbook: : U.S. Bureau of Labor Statistics” (英語). www.bls.gov. 2022年5月25日閲覧。
  5. ^ a b What Is a Color Commentator?” (英語). Work - Chron.com. 2022年5月25日閲覧。
  6. ^ Color Commentary and Play by Play: A Well-Rounded Approach to Facebook - Inkling Media”. web.archive.org (2014年1月16日). 2022年5月25日閲覧。
  7. ^ Deitsch, Richard. “Richard Deitsch: NFL's most indispensable broadcasting talents” (英語). Sports Illustrated. 2022年5月26日閲覧。
  8. ^ Fox NFL rules analyst Mike Pereira is lethal 'weapon' rival networks don't have” (英語). www.sportingnews.com. 2022年5月26日閲覧。