カンフー・パンダ4

マイク・ミッチェルによる2024年の映画

カンフー・パンダ4』(原題: Kung Fu Panda 4)は、2024年アメリカ合衆国 の続編にあたる。監督はマイク・ミッチェル英語版、のコンピュータアニメーション・アクション・コメディ映画ドリームワークス・アニメーションが製作し、世界ではユニバーサル・ピクチャーズが、が配給している。の第4作で、『カンフー・パンダ3』(2016年)ジェニファー・ユー・ネルソン英語版アレッサンドロ・カルローニ英語版、『カンフー・パンダシリーズ』監督以外による初の続編。

カンフー・パンダ4
Kung Fu Panda 4
監督 マイク・ミッチェル
脚本 ジョナサン・アイベル
グレン・バーガー
製作 レベッカ・ハントリー
出演者
音楽 ハンス・ジマー
スティーブ・マザロ
編集 クリストファー・ナイツ
製作会社 ドリームワークス・アニメーション
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
公開 アメリカ合衆国の旗 2024年3月8日
日本の旗 2024年
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
中華人民共和国の旗 中国
言語 英語
前作 ドリームワークス
オリオンと暗闇
カンフー・パンダ
カンフー・パンダ3
次作 ドリームワークス
ザ・ワイルド・ロボット
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ストーリー

ポーはピンさんとリー・シェンが営む店の新装開店イベントに出席する。その直後にポーはシーフーから「龍の戦士」を他の者に譲り、「精神の指導者」になるよう言われる。ポーは候補者を選ぼうとするが失敗する。

翡翠城に泥棒が入り、宝物を盗もうとする。犯人はジェンという名の泥棒であった。ポーはジェンを出し抜き、つかまえて刑務所に送ることにする。

鉱山で労働者たちから、宿敵のタイ・ランが戻ってきて、採石場全体を撃破したという連絡が平和の谷にもたらされる。ジェンは、魔術師のカメレオンがタイ・ランに化けているのだと言う。カメレオンは何にでも変身することができる。

ポーはジェンの協力を得て、カメレオンを打ち破るためジュニパーシティへ向かうが、心配した父親たちはポーに知らせず2人を追う。ポーとジェンは怪しい居酒屋で住民たちと戦い、その後ジュニパーシティに到着するが、ジェンがお尋ね者であることがわかる。2人は逮捕されそうになるが、盗賊の巣窟へ逃げ込み、ジェンとは旧知の仲で盗賊の巣窟の隊長であるハンと出会う。

ポーとジェンはカメレオンの住む宮殿に潜入するが、ポーが脱出のためジェンに知恵の杖を手渡したところ、ジェンはポーを助けずに遠ざかっていく。ジェンは実はカメレオンの二重スパイであった。ジェンがカメレオンから委任された任務は、魂の王国にアクセスする力を持つ知恵の杖をポーから奪うことであった。ポーはカメレオンに崖から突き落とされて転落死しそうになるが、ピンさんとリー・シェンにより助けられる。龍の戦士をやめることに不安を感じていたポーは、父たちから変化は良いことなのだと聞かされ、納得する。

カメレオンは知恵の杖を使って、かつての敵であるタイ・ラン、シェン大老、カイなど、亡くなったカンフーマスターたちを呼び出し、カンフー技を盗む。ポーを裏切ったことを後悔するジェンはポーと再会し、盗賊の巣窟に戻ってカメレオンとの対決を手伝ってくれるよう説得する。カメレオンの宮殿を守るコモドオオトカゲの軍勢と盗賊たちが戦う一方、ポーはカメレオンを説得しようとするが失敗する。2人は戦い、ジェンもポーに助太刀するが、カメレオンは数人のカンフーマスターからなるキメラに変身する。さらにカメレオンはポーに変身し、ポーは自分自身のニセモノと戦うことになる。カメレオンがポーを檻に閉じ込め、ポーから知恵の杖を渡されたジェンは、知恵の杖を使い、カメレオンに渾身の一撃を加える。さらに檻から出たポーは知恵の杖を使ってカメレオンを破る。その後、盗まれたカンフー技を全てもとの使い手たちに返却し、全員を魂の王国へ戻す。かつての宿敵だったタイ・ランはポーに感謝してカメレオンを魂の王国へと連れていく。

ポーはジェンを後継者に選ぶ。シーフーはこの選択にイラつく。自分の選択に自信を持つポーとマスター・ファイブたちはジェンが龍の戦士になるための訓練を開始する。

キャスト

龍の戦士の称号を放棄したあと、指導者になろうとしている ジャイアントパンダ
指名手配中の泥棒のコサックギツネ。ポーに同行することとなる。
他人の能力を吸収することでカンフーや容姿をコピーできる極悪な魔術師のカメレオン
ポーの師匠のレッサーパンダ
ポーの養父のシナガチョウ。
カンフー・パンダ3』で再会したポーの実の父。
盗賊のリーダーのマレーセンザンコウ
かつてシーフー老師の養子で弟子だった傲慢で攻撃的な性格のユキヒョウポーとの激闘の末に魂ごと死者の国へと送られる形で倒されたが、カメレオンの手により死者の国から帰還することとなる。
  • グラニー・ボア:ロリー・タン・チン
自信の牙を取り出して武器として使用できる年配のイノシシ
ペリカンの口の中に住む緑色のアジアアロワナ

設定・用語

知恵の杖(Staff of Wisdom)

声優について

2023年5月、オークワフィナが映画の声のキャストに加わったと報じられた。 [1]

製作

2010年12月3日、当時のドリームワークス・アニメーションCEOジェフリー・カッツェンバーグは、このシリーズは『カンフー・パンダ3』の後にさらに3本の続編が製作され、映画シリーズは6本になる可能性があると述べた[2]

公開・マーケティング

2022年8月13日にTwitterにて制作・公開日を発表[3]

なお、日本での公開時期などは未定となっている[4]

脚注

注釈

出典

  1. ^ Brandon (2023年5月17日). “オークワフィナ、カンフー・パンダ4に出演”. ScreenSpy. 2023年7月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月21日閲覧。
  2. ^ O'Hara, Helen (2010年12月3日). “Katzenberg Talks DreamWorks Sequels”. Empire. 2011年5月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年9月24日閲覧。
  3. ^ Dreamworksのツイート(1558181533055193088)
  4. ^ 映画『カンフー・パ ンダ4』の内容は…? 待望の続編がついに始動。ポーが安息の地「平和の谷」を離れる!?”. 映画チャンネル (2023年5月3日). 2024年1月25日閲覧。

外部リンク