カール・レヒリンク(Carl Röchling、または Karl Röchling、1855年10月18日 - 1920年5月6日[1])は、ドイツの画家である。戦争画や歴史画を得意とし、プロイセンの軍隊の英雄的な場面を描いてドイツで人気になった。

カール・レヒリンク
Carl Röchling
 1900年ころのアトリエのレヒリンク
誕生日 (1855-10-18) 1855年10月18日
出生地 ザールブリュッケン
死没年 1920年5月6日(1920-05-06)(64歳)
死没地 キングストン・アポン・ハル
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略歴 編集

現在のザールラント州ザールブリュッケンに生まれた。1875年からカールスルーエの美術学校でルートヴィッヒ・デ・クードルエルンスト・ヒルデブラントに学び、その後、ベルリンの美術アカデミーでアントン・フォン・ヴェルナーに学んだ。当時流行していたパノラマ画の制作の助手として働いた。

独立して仕事をするようになると、19世紀末から20世紀の初めに、戦争の場面や歴史画を描いて人気になった。軍事史研究家でイラストレーターのリヒャルト・クネーテル(Richard Knötel: 1857-1914)と友人になり、クネーテルと共著で、「Der Alte Fritz in 50 Bildern」(1895)を出版した。

ケルンのチョコレート会社のオーナーで、多くの複製美術品を宣伝に使ったルートヴィヒ・シュトルヴェルクによって、最も多く作品を用いられた画家の一人でもあった。

作品 編集

脚注 編集

  1. ^ Röchling Carl” (German). Saarländische Biografien. 2015年9月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月14日閲覧。

参考文献 編集

  • Gerhard Beckmann (Herausgeber): Carl Röchling, „Unser Heer“. Soldatenalltag in Deutschland um 1890. Die Bildmappe „Unser Heer“ von Carl Röchling. Mittler, Hamburg u. a. 2001, ISBN 3-8132-0770-6

外部リンク 編集

  • Röchling Carl” (German). Saarländische Biografien. 2015年9月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年2月12日閲覧。