金 琸桓(キム・タクァン、김탁환、1968年 - )は韓国小説家である。慶尚南道鎮海市(現在の昌原市鎮海区)生まれ[1]

金 琸桓
誕生 1968年[1]
慶尚南道鎮海市
(現在の昌原市鎮海区)
職業 小説家
言語 韓国語
国籍 韓国
教育 ソウル大学
活動期間 1994年 -
ジャンル 小説
代表作 「不滅の李舜臣」
デビュー作 「東アジアの小説の力」
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金琸桓
各種表記
ハングル 김탁환
漢字 金琸桓
発音: キム・タクァン
英語表記: Kim-Tak-hwan
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略歴 編集

1968年10月27日、慶尚南道の鎮海で生まれる。ソウル大学校の国語国文科を卒業して、大学院で韓国古典文学を専攻した。海軍士官学校、KAISTなどの教授を務めて、現在は作家として執筆に専念している。

1994年、季刊文芸誌「想像」に「東アジアの小説の力」という評論を発表し、 1996年には、初めての小説『十二頭のクジラの愛の話』を出版して小説家として創作活動を始めた。その後、小説的な記法と形式を実験しながら、歴史と現実を往来するユニークな素材で多くの小説を発表した。

主な作品 編集

  • 1998年、『불멸의 이순신』(不滅の李舜臣)[2]
  • 1999年、『허균, 최후의 19일』(許筠、最後の19日)
  • 2001年、『독도 평전』(獨島評伝)
  • 2002年、『나, 황진이』(私、黃眞伊)
  • 2002年、『서러워라, 잊혀진다는 것은』(悲しい、忘れられるというのは)
  • 2003年、『방각본 살인 사건』(坊刻本殺人事件)
  • 2006年、『리심, 파리의 조선 궁녀』(李心、パリの朝鮮宮女)
  • 2007年、『열하광인』(熱河狂人)
  • 2010年、『눈먼 시계공』(目の見えぬ時計職人)

脚注 編集

  1. ^ a b [1] NAVER(韓国語) 2014年閲覧。
  2. ^ [2] 韓国現代文学大辞典 2014年閲覧。