キリスト連合教会英語: United Church of Christ)は、アメリカ合衆国オハイオ州クリーブランドに本部を置く会衆派プロテスタントの教会である。現在はおおよそ100万人の教会員がいて、5千を超える集会所がある。

歴史 編集

1957年、会衆派キリスト教会(Congregational Christian Churches、CCC)が福音改革派教会(Evangelical and Reformed Church、RCUS)と合併して成立した。アメリカ国内では、コネティカット州メーン州ヴァーモント州といったニュー・イングランド、およびそこから宣教を受けたハワイ州カワイアハオ教会モクアイカウア教会ハイリ教会ワイオラ教会など)に信徒が多い。

信条 編集

カルヴァン派、若しくは長老派の流れを汲むが、ルター派からの影響もある。「ヨハネによる福音書」の第17章21節にある「全ての人を一つに」を教会のモットーとし、使徒信条ニカイア信条ハイデルベルク信仰問答小教理問答、などを信条としている。

政治的には完全にリベラルの立場に立ち、LGBTの人権擁護、男女平等、人工妊娠中絶の容認の方針を打ち出している。また、イスラエルによるパレスチナ占領を非難している。これらの方針は保守派からは激しい反発を招いている。

著名な教会員 編集