クライネ ソプラニーノ(ガークライン、フレーテライン[3]:Garklein)とはリコーダーの一種である。

名前 クライネソプラノニーノ

ガークライン

音域
c3 〜 a4[1]
サイズ ハ調・C管[2]

特徴 編集

リコーダーの中では一番小さく、ソプラノリコーダーの半分程度の大きさ(およそ16〜18cm)である[1][4]

音階は比較的高く(高音)、ピッコロのような音色が特徴で、ソプラノリコーダーのより1オクターブ高い[2]

リコーダーアンサンブル重奏などで使われる事があり、ソプラニーノソプラノリコーダーアルトリコーダーテナー (リコーダー)グレートバス (リコーダー)コントラバス (リコーダー)と一緒に演奏する。

「クライネソプラニーノ」の名称はドイツ語のクライネ(Kleine)とイタリア語のソプラニーノ(Sopranino)を合わせた日本独自の造語であり、ドイツ語や英語などではガークライン(Garklein)と呼ぶ[4]。ガークラインはドイツ語でGar「更に」Klein「小さい」の意味である[3]

演奏方法 編集

穴が開いており、それを指でふさぐことによって音階を変えている。演奏に際しては相当息をつかう楽器である。リコーダーアンサンブルでは主に高音のパートを担当している。

脚注 編集

  1. ^ a b トヤマ楽器製造株式会社”. www.aulos.jp. 2020年7月5日閲覧。
  2. ^ a b リコーダー運指表|リコーダー販売サイト種類:テレマン楽器”. recorder-plaza.com. 2020年7月5日閲覧。
  3. ^ a b Chiba university Recorder Ensemble-about recorder”. cre-info.net. 2020年7月5日閲覧。
  4. ^ a b Chiba university Recorder Ensemble-about recorder”. cre-info.net. 2020年7月5日閲覧。