クランク(Crunk)とは、ラップジャンルの1つである。

クランク
様式的起源 ヒップホップ
エレクトロニカ
文化的起源 1990年代、アメリカ合衆国。
使用楽器 シンセサイザー,ドラムマシン, ビートボックス, ボコーダー
サブジャンル
 クランク・コア
テンプレートを表示

概要 編集

1990年代に生まれたジャンルで、「シンセサイザー等から発せられる電子音」と「重低音の利いたベースライン」を用いた近未来的なサウンドに、シャウト等も織り交ぜながらラップするスタイルが一般的である。なお、ブームの発端となったのは、2004年にリリースされたアッシャーの"Yeah!"、シアラの"Goodies"、リル・ジョン の"Get Low"や、ヤング・ブラッズの"Damn!"の世界的大ヒットだとされており[1]、これらの作曲を担当したリル・ジョンはその後、一躍人気者となった。1993年にはアウトキャストが、「プレイヤーズ・ボール」を発売した[2]。1995年にリリースされたスリー・6・マフィアの"Tear Da Club Up"は、初期のクランク曲とされている。1996年にはスリー・6・マフィアは、「Chapter 1: The End」アルバムを発表している (Gette'm Crunkを含む)[3]

代表的アーティスト 編集

脚注 編集

  1. ^ http://plaza.rakuten.co.jp/soultrain/diary/200512180000/
  2. ^ 'Player's Ball'”. Lyricstime.com. 2011年5月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月10日閲覧。
  3. ^ Birchmeier, Jason. “Da End: Three 6 Mafia”. Allmusic.com. 2023年5月10日閲覧。

外部リンク 編集