クリス・コルファー

アメリカ合衆国の俳優、歌手、脚本家、小説家 (1990-)

クリストファー・ポール・コルファー英語: Christopher Paul "Chris" Colfer1990年5月27日 - )はアメリカ合衆国出身の俳優、歌手、脚本家、作家である。米国フォックス放送で放送されたTVドラマ『glee/グリー』のカート・ハメル役で知られる。身長178cm。

クリス・コルファー
Chris Colfer
Chris Colfer
2013年 サイン会にて
本名 Christopher Paul "Chris" Colfer
生年月日 (1990-05-27) 1990年5月27日(33歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 カリフォルニア州クローヴィス
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
職業 俳優歌手作家脚本家
活動期間 2009年 -
活動内容 テレビ映画歌手作家
 
受賞
ゴールデングローブ賞
助演男優賞(ミニシリーズ/テレビ映画部門)
2011年『glee』  
全米映画俳優組合賞
アンサンブル賞 (コメディシリーズ)
2009年『glee』
その他の賞
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キャリア 編集

glee/グリー』が初めてのテレビ出演作である。もともとはアーティ役でオーディションを受けたが、コルファーの個性を見込んだ制作サイドが、彼のためにカートという役柄を新たに用意した。同役での演技が高く評価され、2011年の第68回ゴールデングローブ賞において最優秀助演男優賞(ミニシリーズ/テレビ映画部門)を受賞した。 同年に米国タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」に選出される。[1] カート役では2013年、2014年、2015年と3年連続でピープルズ・チョイス・アワードの「TVコメディ俳優賞」を獲得するなど人気を博した。

『glee/グリー』出演中に、ディズニー・チャンネルで放送されたドラマ『ザ・リトル・レフトオーバー・ウィッチ』[2]の脚本も手掛けている。[3]

2012年公開のコメディ映画『ストラック・バイ・ライトニング』[4]で主演と脚本をつとめ、本格的なスクリーンデビューを飾った。

また米出版社リトル・ブラウン・ブックスと2冊の小説を出版する契約を結び、2012年夏に処女作となる児童向けファンタジー小説「ザ・ランド・オブ・ストーリーズ:ザ・ウィッシング・スペル」[5]小説家デビューした。[6][7]2012年には続編となる「ザ・ランド・オブ・ストーリーズ:ザ・エンチャントレス・リターンズ」も出版し、共にニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーにランクインしている。「ザ・ランド・オブ・ストーリーズ」シリーズの第3弾と4弾は、2014年と2015年に発売。さらにシリーズ1巻目にインスパイアされた絵本「ザ・カーヴィー・ツリー」も出版も。イラストはブランドン・ドーマンが手掛けた。[8]

「ザ・ランド・オブ・ストーリーズ」シリーズは、日本語訳が2018年7月より発売予定(出版元は株式会社平凡社)。全6巻。第1巻の邦題は『ザ・ランド・オブ・ストーリーズ 願いをかなえる呪文』。[1]

私生活 編集

同性愛者であることを公表しており[9]、両親はそのことを受け入れている。土地柄などから、学生時代はそのことを公言できずにいたが、学校では頻繁にいじめにあっていたとのことである。[10][11][12]

高校では弁論部に所属し、3度の優勝実績を持つ。最高学年時に『スウィーニー・トッド』の登場人物の性別を逆転させたパロディ「シャーリー・トッド」[13]の脚本と監督をつとめた。

出演作 編集

タイトル 役名 備考
2009-2015 glee/グリー
Glee
カート・ハメル
2010 Marmaduke Drama Dog #2, Shrooms Dog #1, Beach Dog #4 声の出演
2012 Struck by Lightning カーソン 主演・脚本
2015 Noel ノエル・カワード

脚注 編集

  1. ^ TVGroove.com (2011年4月22日). “「世界で最も影響力のある100人」に「glee」のクリス・コルファーらが選出”. 2011年4月22日閲覧。
  2. ^ 英語: The Little Leftover Witch
  3. ^ 映画.com (2011年4月21日). “「glee」人気俳優クリス・コルファー執筆の脚本がドラマ化”. 2011年4月23日閲覧。
  4. ^ 英語: Struck by Lightning
  5. ^ 英語: The Land of Stories
  6. ^ TVGroove.com (2011年6月9日). “「glee」クリス・コルファーが小説家デビュー”. 2011年6月9日閲覧。
  7. ^ ハリウッドチャンネル (2011年6月12日). “大人気ドラマ「glee」の若き才能、映画脚本に続き小説家デビューが決定!”. 2011年6月12日閲覧。
  8. ^ シネマトゥデイ (2013年10月24日). “「Glee」のクリス・コルファー 子ども向けの本を新たに3冊出版予定”. 2013年10月24日閲覧。
  9. ^ “Handler to Colfer: "We Know You're Gay"”. The Advocate. (2009年12月4日). http://advocate.com/News/Daily_News/2009/12/04/Handler_to_Colfer_We_Know_Youre_Gay/ 2009年12月4日閲覧。 
  10. ^ Goldberg, Lesley. “Just One of the Guys”. Advocate.com. 2011年11月9日閲覧。
  11. ^ Saltman, Laura. “Dish Of Salt: Who’s The Biggest Loser On ‘Glee’?”. Access Hollywood. http://www.accesshollywood.com/dish-of-salt-whos-the-biggest-loser-on-glee_video_1152506 2009年12月6日閲覧。 
  12. ^ Glee's Chris Colfer Not Out After All? The Advocate, November 1, 2009.
  13. ^ 英語: Shirley Todd

外部サイト 編集