クレイグ・ウィング(Craig Wing、1979年12月26日 - )は、オーストラリアの元ラグビーリーグ(13人制ラグビー)選手で、現在はラグビーユニオン(15人制ラグビー)選手。

クレイグ・ウィング
生年月日 (1979-12-26) 1979年12月26日(44歳)
出身地 オーストラリアの旗 オーストラリア
ニューサウスウェールズ州シドニー
身長 1.80 m (5 ft 11 in)
体重 90 kg (14 st 2 lb)
学校 シドニーボーイズ高校
大学 ニューサウスウェールズ大学
愛称 ウインギー、WINGY
ラグビーリーグでの経歴
ポジション フッカーハーフバック
ファイブエイスフルバックロック
シニア経歴
チーム 出場 (得点)
1998-1999 サウス・シドニー 43 (48)
2000-2007 シドニー・ルースターズ 185 (264)
2008-2009 サウス・シドニー 28 (34)
ステート・オブ・オリジン
チーム 出場 (得点)
2003-2009 ニューサウスウェールズ 12 (8)
代表
チーム 出場 (得点)
2008 首相選抜 1 (0)
2001-2009 シティーvsカントリー・オリジン 6 (12)
2002-2005 オーストラリア 17 (17)
ラグビーユニオンでの経歴
ポジション センタースタンドオフ
シニア経歴
チーム 出場 (得点)
2010-2012 NTTコミュニケーションズ 21 (50)
2012-2016 神戸製鋼 43 (98)
代表
チーム 出場 (得点)
2013-2015  日本 11 (5)
更新日:  2015年10月12日

概要 編集

来歴 編集

シドニーでは絶大なる人気を誇るラグビーリーグの影響をそのまま受け、1998年、サウス・シドニー・ラビットスに入団。2000年、シドニー・ルースターズに移籍し、2002年ナショナルラグビーリーグで、同チーム27年振りとなる優勝に貢献。2003年ワールドクラブチャレンジでも優勝に貢献した。また、2002年にラグビーリーグ・オーストラリア代表(カンガルーズ)に選出され、通算16試合に出場した。2008年、サウス・シドニー・ラビットスに復帰。2009年に退団。なお、ラグビーリーグ時代の主なポジションはファイブ・エイス(スタンドオフ)。

2010年、外国人選手の解雇に伴い、新たなスタンドオフ獲得が必要となったNTTコミュニケーションズシャイニングアークス[2]と、ユニオンの実績がないものの、リーグにおける実績が抜群であることや、当人がユニオンでのプレーを希望していたこともあり、入団に合意[3]。同年9月4日に行われたジャパンラグビートップリーグ第1節の豊田自動織機シャトルズ戦に先発出場で日本での公式戦初出場を果たす[4]

2012年神戸製鋼コベルコスティーラーズに移籍[5]2013年日本代表に選出され、5月10日に行われた対UAE戦が、ユニオンにおける初キャップ試合となった。また、2013年ウェールズ来日テストマッチ(リポビタンDチャレンジ)では2戦ともに出場し、6月15日の対ウェールズ戦では自ら逆転のトライを挙げ、対同チーム初勝利に貢献した。

2015年ラグビーワールドカップ2015の日本代表に選ばれる。[6] 

2016年、神戸製鋼を退団した。[7]

脚注 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集