クロシタアオイラガ(黒下青毒棘蛾/黒下青刺蛾、Parasa sinica)は、チョウ目イラガ科に属すの1種である。

クロシタアオイラガ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
上目 : Panorpida
: チョウ目(鱗翅目) Lepidoptera
亜目 : Glossata
下目 : Heteroneura
上科 : ボクトウガ上科 Cossoidea
: イラガ科 Limacodidae
亜科 : イラガ亜科 Limacodinae
: Parasa
: クロシタアオイラガ P.sinica
学名
Parasa sinica
(Moore,1877)
和名
クロシタアオイラガ
(黒下青刺蛾)

概要 編集

成虫は年2回発生。表のは黄緑と茶色だが、裏のは黄土色をしている。他イラガ類との成虫の同定はむずかしい。

幼虫は6〜7、8〜9月にかけて見られる。食樹はカキノキ科カキバラ科ウメサクラブナ科クヌギクリなど。ヒロヘリアオイラガに比べて毒棘が疎で、背中には青色の縁取りを持ったオレンジ色の帯が縦に通る。

分布 編集

日本全国に分布。国外では朝鮮半島シベリア中国など。

参考文献 編集