クロト[1] (97 Klotho) は小惑星帯にある小惑星。メインベルトの小惑星の中でも太陽から遠い部類に入る。ルテティアカリオペと同じM型小惑星であり、アルベドは低い。これらの小惑星の構成物質はよくわかっていない。

クロト
97 Klotho
分類 小惑星
軌道の種類 小惑星帯
発見
発見日 1868年2月17日
発見者 エルンスト・テンペル
軌道要素と性質
元期:2008年5月14日 (JD 2,454,600.5)
軌道長半径 (a) 2.667 AU
近日点距離 (q) 1.982 AU
遠日点距離 (Q) 3.353 AU
離心率 (e) 0.257
公転周期 (P) 4.36 年
軌道傾斜角 (i) 11.78
近日点引数 (ω) 268.60 度
昇交点黄経 (Ω) 159.77 度
平均近点角 (M) 127.49 度
物理的性質
直径 82.83 km
質量 5.9 ×1017 kg
表面重力 0.0231 m/s2
脱出速度 0.0438 km/s
自転周期 35.15 時間
スペクトル分類 M
絶対等級 (H) 7.63
アルベド(反射能) 0.2285
表面温度 ~170 K
色指数 (B-V) 0.716
色指数 (U-B) 0.226
Template (ノート 解説) ■Project

エルンスト・テンペルによってマルセイユで発見された。彼が五個目に、そして最後に発見した小惑星である。ギリシア神話の運命の三姉妹(モイライ)の長女、クロト(クロートー)にちなんで名づけられた。

2006年10月に鹿児島県で、2007年4月に茨城県でクロトによる掩蔽が観測された。

出典 編集

関連項目 編集

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