グレゴリウス15世 (ローマ教皇)
グレゴリウス15世(Gregorius XV, 1554年1月9日 - 1623年7月8日)は、ローマ教皇(在位:1621年 - 1623年)。本名はアレッサンドロ・ルドヴィシオ(Alessandro Ludovisio)。
グレゴリウス15世 | |
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第234代 ローマ教皇 | |
教皇就任 | 1621年2月9日 |
教皇離任 | 1623年7月8日 |
先代 | パウルス5世 |
次代 | ウルバヌス8世 |
個人情報 | |
出生 |
1554年1月9日 教皇領、ボローニャ |
死去 |
1623年7月8日(69歳没) 教皇領、ローマ |
その他のグレゴリウス |
ボローニャ出身のグレゴリウス15世は前任者たちと異なり、プロテスタントに対する神聖ローマ皇帝の支援や、オスマン帝国に対するポーランド王の支援などのわずかな例外を除いて、ヨーロッパの政治に対してはほとんど干渉しようとしなかった。彼は学問を好み、教会改革の意欲にあふれた有徳の聖職者であった。在位中の事跡で特に有名なものは、フランシスコ・ザビエル、イグナチオ・デ・ロヨラ、アビラのテレサ、フィリッポ・ネリといった聖徳の誉れ高い人々を列聖したことであった。1623年7月に亡くなると、ウルバヌス8世がその後を継いだ。